Issui Minegishi with Pauline Oliveros, 2009

プログラムについて

アジアン・カルチュラル・カウンシル (ACC) は、米国およびアジア諸国において、母国以外の国/地域における専門的な研修や調査の機会を希求するアーティストや芸術、人文科学分野の専門家のための長期間のフェローシップ(研究奨学金)と短期間の渡航グラント(助成金)を提供しています。

また、米国とアジア地域における国際交流事業への参加アーティストや専門家を支援する目的において、主催する団体へのグラントも提供しています。

ACCの助成プログラムの特徴

1963年、ジョン・D・ロックフェラー三世基金のアジアン・カルチュラル・プログラムとして設立以来、ACCは、4000人以上の方々の活動を支援しています。

文化交流を通じた国際理解の発展に寄与するというACCのミッションにしたがい、ACCのグラントプログラムは、意味のある異文化交流、没頭・集中できる文化体験の機会、人と人の関係性の強化、コラボレーション、専門分野における技能や知識の交換といった活動をもっとも重要であると考えます。よって、ACCは制作ではなく、調査や学習、発見といったプロセスを重視した活動に支援を行なっています。このプロセスが意味するところは、調査、学習、様々な経験を求めていくことなどです。

資金の提供以外に、ACCはグラント受給者に渡航滞在での行動計画における支援やアドバイスも行っています。支援の内容はグラントのタイプや渡航先、また各グラント受給者の活動内容によっても異なりますが、主に、訪問先や参加イベントや活動のアドバイス、現地の専門分野の連絡先の紹介などを行い、また、米国への渡航者においてはJ-1 ビザの提供を行います。

このように、資金提供だけではなく、多岐にわたる指導/アドバイスの提供や人の紹介を行うことで、ACCは異文化間の絆となる人と人との関係を築くことを目標としています。また、ACCは、これまでのグラント受給者(グランティ)とのつながりを大事し、ACCネットワークのより一層の広がりを作ります。このアジアと米国における様々な分野のリーダーたちやアーティスト、研究者などのコミュニティは、新しいグラント受給者の活動を支援するとともに、ACCのプログラムの一番の強みでもあるのです。

グラントのタイプ(カテゴリー)について

ACCは、これまで「個人フェローシップ」及び「団体助成」と2つに分けていたカテゴリーを、2018年度より、改めて以下の5つのカテゴリーに分け、グラントを提供することになりました。

◆ニューヨーク・フェローシップ(ニューヨークへの渡航滞在)
ニューヨークに6ヶ月滞在するフェローシッププログラム
一人での滞在が条件
ニューヨーク6ヶ月未満の滞在は、個人フェローシップで申請ください。
詳細および申請手続はこちらから。

◆個人フェローシップ(米国、アジア地域内への渡航滞在)
1ヶ月以上6ヶ月以内の個人調査滞在プログラム。
一人もしくは二人での渡航が条件。
詳細および申請手続はこちらから。

◆トラベルグラント(米国、アジア地域内への渡航)
1ヶ月以内の短期渡航に対しての旅費滞在費支援。他の助成機関からの支援を得る場合は、1ヶ月以上の滞在でも可能。
一人もしくは二人での渡航が条件。
*2018年度の申請受付は行いません。詳細はこちら

◆大学院スカラシップ(米国国内の大学院への留学)
米国の大学院への留学奨学金。旅費滞在費のみ支援。(学費は対象外)
詳細および申請手続はこちらから。

◆団体助成(アジアから米国、米国からアジア、アジア地域内での渡航滞在)
個人の参加者を招聘して行う文化交流事業、もしくは三人以上の国際コラボレーションプロジェクトを主催する団体を対象とした、参加者の旅費滞在費支援。
申請する団体は以下の条件を満たしている必要があります。
●非営利団体(NPO)や非政府組織(NGO)および、非営利と同等の活動を行い自国の政府や自治体から認定を受けている。
●上記非営利の認定を受けていない場合には、資金の受け入れ先として協力できる非営利団体があること。その場合、資金受け入れ先の団体の非営利団体証明書の提出が必要。
*2018年度の申請受付は行いません。詳細はこちら

 

※但し、今回2018年度においては、内部におけるプログラム評価および検討のため、暫定的に「トラベルグラント」および「団体助成」への一般公募による申請受付はいたしません。
また、「ニューヨーク・フェローシップ」、「個人フェローシップ」への申請は、ACCの各オフィスが対象とする地域:日本、中国、香港、マカオ、台湾、フィリピン、米国の居住者(もしくは出自を持つ方々)のみ一般公募による受付をいたします。

 

申請については、こちらをご覧ください。

ACC NY本部で公開しているガイドライン(英語・各国の全申請者対象)はこちらをご覧ください。