アート、建築、社会

講演者:名和晃平(彫刻家)
モデレーター:宮田裕章(国際文化会館理事)
公開日:2022年3月3日

動画は3月3日木曜日に日英両語で公開され、期間限定で配信される予定です。Architalkの更新情報を受け取るには、ACCのInstagramFacebookTwitterをフォローするか、こちらの国際文化会館のニュースレターを購読してください。

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名和晃平(ACC 2004)

彫刻家。Sandwich Inc.主宰。京都芸術大学教授 。1975年生まれ。京都を拠点に活動。2003年京都市立芸術大学大学院美術研究科博士課程彫刻専攻修了し、博士第一号を取得。2009年『Sandwich』を創設。感覚に接続するインターフェイスとして、彫刻の「表皮」に着目し、セル(細胞・粒)という概念を機軸として、2002年に情報化時代を象徴する「PixCell」を発表。彫刻の定義を柔軟に解釈し、鑑賞者に素材の物性がひらかれてくるような知覚体験を生み出してきた。近年ではアートパビリオン『洸庭』など、建築のプロジェクトも手がける。2015年以降、ベルギーの振付家兼ダンサーのダミアン・ジャレとの協働によるパフォーマンス作品『VESSEL』を国内外で公演中。2018年、Pace Gallery Palo Altoにて個展『Trans-figure』を開催。同年、フランス・ルーヴル美術館のピラミッド内にて彫刻作品『Throne』を特別展示。2004年にACCグランティーとして米国の現代アートを調査し、現地のアーティストやキュレーターと交流。


 

宮田裕章

データサイエンスなどの科学を駆使して社会変⾰に挑戦し、現実をより良くするための貢献を軸に研究活動を⾏う。専⾨医制度と連携し5,000病院が参加するNational Clinical Database、LINEと厚労省の新型コロナ全国調査など、医学領域以外も含むさまざまな実践に取り組むと同時に、経団連や世界経済フォーラムと連携して新しい社会ビジョンを描く。その一つは、いのちを響き合わせて多様な社会を創り、その世界を共に体験する中で⼀⼈ひとりが輝くという“共鳴する社会”である。 厚⽣労働省保健医療2035策定懇談会構成員、厚⽣労働省データヘルス改⾰推進本部アドバイザリーボードメンバー。2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)のテーマ事業プロデューサーに就任。