助成プログラム

ACC 2026年度フェローシップおよび助成 

 
アジアン・カルチュラル・カウンシル(以下「ACC」)では、2026年度助成プログラムへの申請を以下のとおり公募いたします。募集期間は2025年10月1日から11月19日までです。 

ACCは、アジアと米国における相互理解と尊重を深めるための国際対話の促進を使命とし、その目的に沿った文化交流や現地体験活動に取り組む芸術家や研究者、芸術分野の専門家ならびに団体からの申請を受け付けます。 

ACCの助成プログラムは、アジアと米国の芸術分野に関わる人々に対し、異文化を深く体験しながら、長期的かつ自主的に調査や交流に取り組む貴重な機会を提供しています。こうしたプログラムは、助成受給者の視野を広げ、思考や創造性を深めるとともに、価値ある国際的なつながりを育みます。また、ACCは、アジアと米国のコミュニティや文化への理解と尊重を深めることを目的に、現地に深く根ざした文化交流を支援しています。こうした理解と尊重は、健全で強固な国際関係を築くための重要な基盤となります。ACCでは、文化交流の推進を、継続的な自己成長や創作活動の発展、そして周囲の世界との関わりの一環と考える方々からの申請をお待ちしています。 

ACCは、作品制作、撮影、展覧会や公演など制作を直接の目的とする活動を支援しないという、独自の方針をとっています。その代わりに、ACCのフェローシップや助成は、選ばれた助成受給者に学びと変化をもたらす豊かな文化交流の機会を提供することを目的としています。ACCでは、馴染みのない環境に一定期間身を置くことで、助成受給者が日常の責務や締め切りから離れ、視野を広げ、そこで得た経験を創作活動や社会との関わりに活かしていくことができると考えています。 

ACCは、助成受給者との継続的な関係構築を重視し、渡航前から帰国後に至るまで一貫して支援を行い、受給者の皆様を世界に広がるACCアルムナイ・コミュニティの一員としてお迎えしています。 

 

申請および選考スケジュール 

ACCの2026年度助成事業は、以下の日程で実施されます。 

  • 申請受付開始:2025年10月1日 午前9時59分 (米国東部夏時間/EDT)(日本標準時間 2025年10月1日 午後10時59分) 

  • 申請受付締切:2025年11月19日 午前9時59分 (米国東部標準時間/EST)(日本標準時間 2025年11月19日 午後11時59分) 

  • 推薦状提出締切:2025年11月26日 午前9時59分 (米国東部標準時間/EST)(日本標準時間 2025年11月26日 午後11時59分) 

  • 審査・選考期間:2025年11月〜2026年4月 

  • 結果通知:2026年5月中旬 

  • 助成期間(ACCの助成による渡航・活動実施期間):2026年8月1日〜2027年12月31日 

共通申請資格・要件

ACCのフェローシップや助成に申請するには、下記の共通申請資格および要件を満たしている必要があります。加えて、各フェローシップや助成プログラムには、それぞれ個別の要件が設けられています。詳しくは、ご希望のプログラムの募集要項をご確認ください(「フェローシップおよび助成」以降を参照)。 

フェローシップおよび助成金受給活動の実施時期 

ACCから助成を受けた全ての活動は、助成期間内(2026年8月1日〜2027年12月31日)に実施しなければなりません。実施時期の詳細については、申請するプログラムの募集要項をご確認ください。 

 

対象となる渡航先 

ACCのフェローシップおよび助成金受給活動は、以下に記載の対象国・地域でのみ実施可能です。ただし、ニューヨーク・フェローシップおよび大学院フェローシップは、米国でのみ実施可能です。対象渡航先および制限事項の詳細は、ご希望のプログラムの募集要項をご確認ください。 

  • 対象国・地域:アフガニスタン、バングラデシュ、ブータン、ブルネイ、カンボジア、中国、東ティモール、香港、インド、インドネシア、日本、韓国、ラオス、マカオ、マレーシア、モンゴル、ミャンマー、ネパール、パキスタン、フィリピン、シンガポール、スリランカ、台湾、タイ、米国、ベトナム 

 

国籍および永住権、または団体の登録情報 

ACCのフェローシップや助成に申請するには、上記のいずれかの国または地域の国籍を有しているか、または合法的な永住権を有している必要があります。あるいは、上記の国または地域で登録された団体である必要があります。なお、ここでいう「永住権」とは、特定の国や地域に恒久的に居住することを政府から法的に認められた資格を指し、一時的または更新可能な就労ビザや留学ビザとは異なりますのでご注意ください。 

 

経歴および対象となる分野 

申請者は、芸術・文化団体、あるいは研究者、現在活動している芸術家、または芸術分野の専門家であり、申請時点で下記の対象分野のいずれかにおいて少なくとも5年以上の経歴を有し、その対象分野に関連する活動を行うことを目的として申請する必要があります。(※大学院フェローシップへの申請者については、5年以上の専門的経歴は必須ではありません。) 

  • 対象分野:建築(デザイン、建築史、建築理論)、考古学、美術史、アーツ・アドミニストレーション、芸術批評、美術品修復、工芸、キュレーション、ダンス・舞踊、民族音楽学、映画/映像/写真、文学、博物館学、音楽、演劇、ビジュアルアート 

 

制作およびプロモーション目的の活動は対象外 

ACCのフェローシップおよび助成は、調査、文化交流、現地での実体験を伴う活動に関連する支援に限定されています(例:旅費・宿泊費、生活費、美術館入場料、イベントチケット、通訳費用など)。ACCの助成金は以下の用途には使用できません: 

  • 新作の制作、公演、上映、展覧会、出版物の制作にかかる費用 
  • 制作のための資本、または設備および機材購入費 
  • 売り込みなどの広報活動、マーケティング活動およびこれらに伴う出張費用などのプロモーション関連費用 
  • 商業および工業デザインに焦点を当てた活動、またはいかなる種類の商業活動を組み込んだ活動 
  • ワークショップ、芸術祭、カンファレンスやレジデンシー・プログラムなどへの参加のみに焦点をあてた活動(ACCはトラベルグラントを支給していません。) 

 

ACCアルムナイ(過去にACCから助成を受けたことがある方)について 

過去に助成を受けたことがある方も再度申請いただけますが、以下の点にご留意ください: 

  • 過去2年以内にACCから助成を受けた方は申請できません。
  • ニューヨーク・フェローシップのアルムナイは、同プログラムへの再申請はできません。 
  • 過去に6か月間のフェローシップ、またはそれに相当する予算規模の助成を受給された方が、同等の規模の助成を再び受給できる可能性は高くありません。

選考過程および評価基準

まずACC事務局内で申請資格の有無を確認するための内部審査を行います。続いて、アルムナイを含む幅広い分野における国内外の専門家を審査員として招き、選考を行います。 

審査員は、以下に示す選考基準に基づいて申請内容を評価します。(重要度の高い順に記載): 

  1. 文化交流を通じて相互理解と尊重を深めるというACCの使命に沿っているか:文化交流を育み、国際的な対話を推進するというACCの使命と高い整合性がある。活動を通じて関わる相手やコミュニティ間で異文化間の対話を促進する意義が明確に示されている。 
  2. 申請者のキャリアにおいて重要なタイミングか:キャリアにおけるこのタイミングで文化交流の経験を追求することについて、強い個人的な動機や理由が示されている。 
  3. 活動内容(実現可能性、明確性、もたらされる影響):申請者本人やその実践、または申請者や申請する活動に関わるコミュニティに対して、どのような影響が期待されるかが明確に示されており、具体的な活動内容と目標が示されている。 
  4. 芸術的・専門的に優れているか:過去の活動において優れた成果や独自性が認められ、高い専門性を有しており、申請者の専門分野または芸術領域において革新的な貢献が期待される。 
  5. 渡航先国・地域でのコミュニケーション能力:渡航先での活動を円滑に遂行するために必要な語学力を有している、または通訳者の手配など言語の壁を乗り越えるための対応策が講じられている。また、フェローシップ期間中に直面し得る文化的な違いや困難な状況に対し、自立して柔軟に対応する意欲と能力を有している。なお、ACCの支援によりJ-1ビザで米国に渡航するフェローは、米国政府の規定に従い、英語を十分に話す能力があることを証明する必要があります。(詳細は「ニューヨーク・フェローシップ」および「個人フェローシップ」募集要項の該当箇所を参照) 

フェローシップおよび助成

ACCでは、文化交流の促進を目的とした4種類のフェローシップおよび助成プログラムを実施しています。下記の各プログラムの募集要項をよくお読みいただいたうえで、ご希望のプログラム要項末の「申請する」より、申請方法を確認し、申請手続きを開始してください。なお、1回の募集期につき、申請できるのは1種類の助成プログラムのみとなりますのでご注意ください。 

ニューヨーク・フェローシップ

ニューヨーク・フェローシップは、アジアの芸術家、研究者、芸術分野の専門家を対象にした6か月間のプログラムです。ニューヨーク市および米国の豊かで多様な文化に深く身を置く貴重な機会を提供し、こうした文化体験を通じて自身の芸術的実践や視点をさらに発展させることを目的としています。 

ニューヨーク・フェローシップの特徴 

自由な探求の機会 

ニューヨーク・フェローシップは、芸術家、研究者、あるいは芸術分野の専門家が日々の活動を一時的に離れ、文化的に豊かな新たな環境に深く浸ることのできる貴重な機会です。本プログラムは、滞在制作(レジデンシー)や広報活動、ならびに巡回公演を目的としたものではありません。 

  • ニューヨーク・フェローは、それぞれの調査内容や文化交流の目的に応じて、6か月間にわたりニューヨーク市や全米各地の芸術・文化機関や施設を訪問し、公演や展覧会の鑑賞、芸術専門家や研究者、地域コミュニティの人々との交流、ワークショップやディスカッションへの参加、資料調査など、多様な活動を行います。 
  • ACCは、フェローがこうした文化交流を通じて得た学びや気づきを自身の実践に活かし、将来的に母国の芸術・文化コミュニティ全体への貢献へとつなげていくことを期待しています。 

相互研鑽と交流 

ニューヨーク・フェローは、同時期に参加する芸術家、研究者、芸術分野の専門家ら(コホート)と共にプログラムに参加します。 

  • コホートのメンバー(同期の参加者)は、アジア各国・地域から集まり、多様な芸術的背景や経験を持ち、それぞれ異なる研究や文化交流の目的を持っています。 
  • グループでの活動やニューヨークの芸術・文化コミュニティへの訪問を通じ、フェローは互いに学び合い、生涯にわたり続く絆を築く貴重な経験を得ることができます。 

グループ活動やイベント 

ニューヨーク・フェローは、6か月間のプログラム期間中、様々な活動に参加する機会があります。 

  • フェローの関心や活動分野を踏まえ、ACCはグループ活動を企画します。これには、芸術・文化機関の訪問、公演や展覧会の鑑賞、多様な分野にわたる現地の芸術家や芸術専門家とのディスカッション、現地のACCアルムナイとの交流会などが含まれます。 
  • ニューヨーク・フェローのコホートは、ニューヨーク市内にて自主的なグループ活動や訪問、旅行、食事会などを共同で企画することも多くあります。 
  • 予定されたグループ活動に加えて、ACCスタッフは、ニューヨーク市内のおすすめの展覧会、公演、フェスティバルなどの文化イベント情報を、隔月で厳選してご案内します。 

個別サポート 

ACCでは、ニューヨーク・フェローを対象に、「オフィスアワー」と呼ばれる個別面談の機会を設けています。フェローはこの時間を利用して、フェローシップ期間中の調査や活動についてスタッフと意見交換を行い、フィードバックを受けることができます。 

  • ACCは、共通の関心や専門分野を有し、フェローに助言を提供できるACCアルムナイをご紹介いたします。 
  • スタッフはフェローの調査活動を遂行するために必要な各種リソースや関係者の紹介、関連情報の提供等を行っています。 
  • フェローは、6か月の滞在期間中、希望に応じてACCのプログラム担当者に連絡を取り、オフィスアワー(事務所での面談)の予約を行うことができます。 

インターナショナル・ハウス 

ニューヨーク・フェローは、フェローシップ期間中、インターナショナル・ハウス(I-House)に滞在することができます。 

  • I-House(インターナショナル・ハウス)は、ニューヨーク市の活気あるモーニングサイド・ハイツ地区に位置する、学びを目的とした居住型コミュニティです。 
  • 空室状況に応じて入居が認められたニューヨーク・フェローには、スタジオタイプの部屋が用意されるほか、フィットネスセンター、ランドリー施設、食堂、健康・ウェルネスサービス、学習・練習スペース、I-House主催の各種イベントなど、さまざまな設備やサービスを利用することができます。 
  • I-Houseに入居するフェローについては、住居費が渡航前にACCの助成金より直接差し引かれるため、本人による支払い手続きは不要です。 

自己手配による住居 

ニューヨーク・フェローは、I-Houseへの滞在を義務付けられておらず、自身で住居を手配することも可能です。ただし、ACCは住居探しの支援や賃貸契約の交渉、保証人の役割を負うことはできません。また、自己手配による住居に関する決定について、ACCは一切の責任を負いかねますので、あらかじめご了承ください。 

 

申請資格 

共通申請資格・要件(こちらを参照)に加え、ニューヨーク・フェローシップへの申請者は、以下の申請資格を十分に確認し、これを満たしている必要があります。 

  • ACCの対象国・地域のいずれかの国籍または合法的な永住権を有していること。 
    • :米国に国籍または永住権がある方は申請できません。 
  • 申請時点で、ACCの対象分野のいずれかにおいて最低5年以上の活動歴があること。 
  • フェローに選ばれた場合、ニューヨーク・フェローシップ開始時点で21歳以上であること。 
  • フェローに選ばれた場合、フェローシップ期間中は学位取得を目的とした大学の授業(対面・オンライン問わず)への在籍や教員活動を行うことはできません。大学に在籍している方は、フェローシップ期間中に一時休学を取得していただく必要があります。 
  • 特別な言語サポートを必要とせずに会話に参加し、人間関係を築くために必要な英語を自信を持って話せること。申請者の英語能力には個人差があるものの、フェローには、日常的な業務を遂行し、基本的なEメールを作成し、必要に応じて助けを求めることができる程度の英語能力が求められます。なお、米国政府は、すべてのJ-1ビザ保持者に対し、十分な英語能力を有することを要件としています。 
  • 過去にニューヨーク・フェローシップを受給したことがある方は申請できません。 

 

フェローシップ期間 

ニューヨーク・フェローは、以下のコホート期間のいずれか1つに参加し、6カ月間のプログラムに全期間にわたって参加することが求められます。申請者には希望するコホート期間を選択していただきますが、最終的なコホートの決定はACCが行います。 

  • 2027年1月1日〜2027年6月30日 
  • 2027年7月1日〜2027年12月31日 

フェローは、プログラム開始日の初週までに米国に到着する必要があり、また、プログラム期間の最終週以前に米国を出国することはできません。 

 

フェローシップ期間中の国際渡航について 

ニューヨーク・フェローは、フェローシップ期間中に米国内の他の都市や地域を訪問することは可能ですが、ACCでは期間中の国際渡航は控えるよう強く求めています。ただし、医療上または家庭の緊急事態、あるいはフェローシップ開始日の60日前までにACCの承認を受けた、10日未満の重要かつ一時的な職務上の用件については、例外として認められる場合があります(ビザ要件については下記をご参照ください)。 

 

ビザ要件 

ニューヨーク・フェローは、ACCの支援により取得するJ-1ビザを用いて渡米することが義務付けられており、例外はありません。J-1ビザは、米国での交流プログラムに参加する個人を対象とした非移民ビザです。ACCおよびニューヨーク・フェローは、米国政府が定めるJ-1ビザプログラムの規定を遵守しなければなりません。主な規定は以下のとおりです: 

  • ACCは、ニューヨーク・フェローシップ開始の約4か月前からJ-1ビザの準備を開始します。ニューヨーク・フェローは、必要な情報の提供や書類の確認、ACCスタッフとの連絡にご協力ください。なお、ACCは支援機関としてJ-1ビザ手続きを開始しますが、申請(DS-160)の提出、申請料の支払い、ビザ面接の予約および出席はニューヨーク・フェロー自身で行う必要がありますので、ご注意ください。 
  • 関連する米国政府規定およびACCが取得支援するJ-1ビザプログラムに基づき、ニューヨーク・フェローは、J-1ビザで米国に滞在している間、有給の業務を行うことは認められていません。これには、オンラインでの講義、報酬を得る記事執筆、受注制作などが含まれます。また、米国外の雇用主のための業務や、フェローシップ期間中に行い後日報酬が支払われる業務も該当します。現在フルタイムの職に就いている場合は、休暇や有給・無給の特別休暇(サバティカルなど)を取得できるか、雇用主にご相談されることをお勧めします。 
  • J-1ビザプログラムでは、ニューヨーク・フェローがフェローシップ期間中に米国外へ渡航し、フェローシップを完了するために米国へ再入国する場合、必ず事前にACCへ通知し、書面による承認を得ることが求められています。この書面による承認には、ニューヨーク・フェローが再入国する際に必要な、ACCがビザ取得支援機関であることを証明するDS-2019フォームへのACCの署名、ならびにフェローシップ期間中に米国外で発生した医療・法的問題その他の事故や緊急事態に関し、ACCが支援を行わないことに同意する国際渡航免責同意書へのニューヨーク・フェローの署名が含まれます。ACCは、ニューヨーク・フェローの米国外渡航に関する許可申請について、独自の裁量により判断を行います。職務に関連する国際渡航の許可申請は、フェローシップ開始日の60日前までにACCに提出しなければなりません。 

 

助成金額と支払いについて 

ニューヨーク・フェローには、6カ月間のフェローシップを支援するため、35,000米ドルの助成金が支給されます。助成同意書への署名後、すべてのニューヨーク・フェローに対して、渡航関連費用に充てるための前払金3,000米ドルが支払われます。 

ACCが管理する渡航前費用 

以下の費用は、総助成金額から差し引かれ、ACCがニューヨーク・フェローに代わって支払います。これらの費用および3,000米ドルの前払い金を差し引いた後、ニューヨーク・フェローがニューヨーク市到着後にACCから受け取る残額は、各自の保険料や住居の選択(インターナショナル・ハウスまたは自己手配の住居)に応じて、おおよそ10,000〜31,100米ドルの範囲となる見込みです。 

  • J-1ビザ(DS-2019)発行手数料:220米ドル 
  • 必須加入となる6か月分の海外旅行保険費用:約675〜800米ドル 
    • 注:すべてのニューヨーク・フェローは、J-1ビザプログラムの要件により、健康保険への加入が義務付けられています。ACCは、フェローシップ開始前にフェローに代わって海外旅行保険を手配します。この保険は内容の変更ができませんので、必要な場合には、ご自身で追加の保険への加入をご手配ください。 
  • インターナショナル・ハウスでの6か月間の滞在費(フェローが選択した場合):19,400~20,600米ドル ※2027年の6か月間の滞在にかかる概算費用 

ニューヨーク・フェロー自身で管理する渡航前費用 

ニューヨーク・フェローは、別途ビザ申請料(DS-160)の185米ドル、航空券代、およびその他の渡航関連費用について、各自で支払い手続きを行う必要があります。これらの費用には、ACCから支給される前払金を充てることができます。 

 

FAQ よくあるご質問 

ニューヨーク・フェローシップはレジデンシー・プログラムですか? 
いいえ。ニューヨーク・フェローシップは、参加者が新たな作品を制作したり、スタジオや特定の施設で活動を行ったりする、いわゆる従来型のアーティスト・イン・レジデンス・プログラムとは異なります。本フェローシップ(および個人フェローシップ)の目的は、異なる文化的背景を持つ人々との間での文化的没入、探究、学び、調査、そして対話を支援することにあります。フェローが取り組む調査や学びの目的は、多くの場合、自身の芸術実践に示唆を与える問いや関心を起点としており、個人的または知的な成長にもつながるものです。フェローシップ期間中の調査や文化交流の経験が、フェローシップ終了後の作品に影響を及ぼす可能性はありますが、本フェローシップは、新作の制作や発表を目的としたプログラムではありません。 

ニューヨーク・フェローシップ期間中に、米国内の他の都市や州へ旅行してもよいですか? 
はい。ニューヨーク・フェローは、フェローシップ期間中に米国内の他地域を訪問することが可能です。ただし、可能であれば、申請書にこうした短期の訪問予定をあらかじめ記載してください。なお、プログラム要項にも記載のとおり、フェローシップ期間中の国際渡航については、医療上または家庭の緊急事態、あるいはACCがフェローシップ開始日の60日前までに承認した、重要かつ一時的な職務上の渡航を除き、控えるよう強く求められています。 

ニューヨーク・フェローシップ期間中、配偶者やパートナー、子供を同伴させることはできますか? 
配偶者やパートナー、お子様が短期間ニューヨークを訪問することは差し支えありませんが、ニューヨーク・フェローがフェローシップに専念できるよう、フェローシップ全期間を通じての同伴はご遠慮ください。なお、ACCの助成金は、同伴者の渡航費および滞在にかかる費用には使用できませんので、あらかじめご了承ください。 

ACCは自分の配偶者やパートナー、子供にビザを提供してくれますか? 
いいえ。ACCはニューヨーク・フェロー以外の方に対するビザ取得支援はいたしません。 

すでに米国に滞在している場合でも、ニューヨーク・フェローシップに申請できますか? 
米国市民および米国永住者は、ニューヨーク・フェローシップに申請することはできません。また、О-1ビザなど他のビザで現在米国に滞在している芸術家や芸術専門職の方についても、選考される可能性は低いと考えられます。これは、本フェローシップが「申請者にとって新しい、または馴染みの薄い国や地域での文化交流や体験」を支援することを目的としているためです。 

仕事仲間(連名申請者)を伴ってニューヨーク・フェローシップに申請することはできますか。 
いいえ。ニューヨーク・フェローシップでは共同申請は認められていません。共同でのフェローシップをご希望の場合は個人フェローシップに申請してください。 

ニューヨーク・フェローシップ期間中にカンファレンスや講演会などに登壇した際に報酬や謝礼を受け取ることはできますか? 
いいえ。J-1ビザ保持者であるニューヨーク・フェローは、フェローシップ期間中、米国内外を問わず、カンファレンスや講演などの出演・参加に対して、報酬や謝礼を受け取ることはできません。  

フェローシップ期間中、報酬を受け取らない場合は、一般向けのパフォーマンスに出演することは可能ですか? 
観客にチケットの購入を求めず、教育や文化交流を目的とした、営利または宣伝を目的としないイベントであれば、ニューヨーク・フェローが出演することは認められています。ただし、ACCでは、報酬が支払われるイベントや収益を目的としたイベントへの出演は認めていません。 

ニューヨーク・フェローシップと個人フェローシップの違いは何ですか? 
ニューヨーク・フェローシップと個人フェローシップは、いずれもニューヨークや米国への渡航支援を行うため同じように思われるかもしれませんが、いくつかの明確な違いがあります: 

  • ニューヨーク・フェローシップは、より自由で幅広い文化体験や探求に適しているのに対し、ニューヨーク市に渡航する個人フェローは、より具体的で明確な調査を目的とすることが多いです。 
  • ニューヨーク・フェローは、6か月の2つのコホート期間のうちいずれかを選択しなければなりませんが、個人フェローは、助成期間内で1か月から6か月までのフェローシップ期間を柔軟に計画できます。 
  • ニューヨーク・フェローはフェローシップ期間中、インターナショナル・ハウス(I-House)に滞在することができますが、ニューヨーク市に渡航する個人フェローは自分で住居を探し手配しなければなりません。 

ニューヨーク・フェローシップへの申請方法については、以下の案内をよくお読みください。なお、1回の募集期につき、申請できるのは1種類のフェローシップまたは助成プログラムのみとなりますのでご注意ください。 

 

提出締切日 

申請書の提出期限は、2025年11月19日 午前9時59分 (米国東部標準時/EST)(日本標準時間 2025年11月19日 午後11時59分)までです。 

推薦状の提出期限は、2025年11月26日 午前9時59分 (米国東部標準時/EST)(日本標準時間 2025年11月26日 午後11時59分)までです。 
推薦状に関する詳細な規定については、以下をご確認ください。 

 

GoApplyについて 

申請は、ACCの申請ポータルサイト GoApply 上で行ってください。以前に申請したことがある方は、同じメールアドレスとパスワードでログインできます。 

2025年10月1日 午前9時59分(米国東部夏時間/EDT)(日本標準時間 2025年10月1日 午後10時59分)から、GoApplyを初めてご利用になる方も既にアカウントをお持ちの方も、こちらをクリックしてログインまたはアカウントの新規作成が可能です。 
GoApplyへのログインまたは登録が完了したら、「Opportunities(募集一覧)」メニューを開き、「2026 New York Fellowship Application(2026年度ニューヨーク・フェローシップ申請)」の横にある「apply(申請する)」ボタンをクリックしてください。GoApplyの登録方法は、英語中国語日本語でご案内しています。 

GoApply上での申請受付は、2025年10月1日 午前9時59分(米国東部夏時間/EDT)(日本標準時間 2025年10月1日 午後10時59分)から2025年11月19日 午前9時59分(米国東部標準時/EST)(日本標準時間 2025年11月19日 午後11時59分)までとなりますので、ご注意ください。

 

申請資格テスト 

申請は、申請資格テストから始まります。このテストでは、ACCの一般募集要項およびニューヨーク・フェローシップの募集要項に基づき、申請資格の有無を判断するための質問に回答していただきます。ニューヨーク・フェローシップの申請資格が確認された方のみ、次の申請ステップへ進むことができます。 

申請資格テストの質問への回答にご不明な点がある場合は、担当するACCオフィスまでお問い合わせください(こちらを参照)。 

 

申請に必要な書類 

申請者は、下記の申請書類を用意していただく必要があります。必須項目にはアスタリスク(*)が付いています。 

  • パスポートおよび出生に関する情報 * 
  • 連絡先情報 * 
  • ソーシャルメディアのアカウントおよびウェブサイト 
  • 作品資料(下記参照)* 
  • 経歴書(レジュメ/CV)* 
  • 自己紹介文(プロフィール/略歴)* 
  • 自身の作品や研究を文章で表現したもの(例:アーティスト・ステートメント)* 
  • 推薦状を提出する推薦者1名の氏名と連絡先情報(下記参照) * 
  • 照会先2名の氏名と連絡先情報(下記参照)  * 
  • 国・地域により必要とされる場合は、二ヶ国語目の申請回答(下記参照) 

 

作品資料 

自身の活動を最もよく表す作品資料を最大3点までご提出ください。提出できる作品資料には、画像ファイル(JPEGまたはPNG)のほか、画像・映像・音声クリップ、その他申請内容を補完する関連メディアや資料の視聴リンクを記載したPDFファイルが含まれます。(作品資料の例はこちら)作品資料に関する規定は、以下をご確認ください。 

  • 音声および映像資料:最大3点までの音声・映像資料の視聴リンクを記載したPDFファイルを提出できます。各資料の内容は、1点につき3分以内とし、3分を超える資料については、最初の3分間のみが審査対象となります。 
  • 画像資料:PDF、JPEG、PNG形式で画像資料を提出できます。PDFの場合は1作品またはひとつの展覧会につき2ページ以内としてください。複数の画像やキャプションを同じページに記載することは可能ですが、同じ作品または展覧会に関するものでなければなりません。最大で3作品または3つの展覧会の画像資料を提出できます。 
  • 文献・文芸資料: 1作品あたり5ページ以内のPDFファイルを提出できます(文学、美術史、芸術評論など)。 
  • 複数のメディア形式を含む資料: 1作品またはひとつの展覧会につき、画像(最大2ページ)、文章(最大5ページ)、および動画・音声資料(最大3分)の視聴リンクを組み合わせたPDFファイルを提出できます。 

 

推薦状および照会先 

ACCでは、推薦状を提出する推薦者1名と、申請者または申請内容に関して、ACCが必要に応じて問い合わせをする照会先2名の、重複しない計3名の連絡先情報をご提出いただきます。 

利益相反管理規定 

推薦者および照会先には、ACCの理事、スタッフ、または寄付者を含めることはできません。すべての申請者は、推薦者および照会先が自らの知る限りACCの理事、スタッフ、または寄付者ではないことを誓約する利害関係に関する確認書に署名していただきます。 

推薦状提出期限 

推薦者の方には、申請者が申請書を提出した後に、GoApply上で推薦状をアップロードしていただきます。推薦状の提出期限は、2025年11月26日 午前9時59分(米国東部標準時/EST)(日本標準時間 2025年11月26日 午後11時59分)です。申請書の提出完了後にのみ、推薦者宛に推薦状アップロード先リンクと手順を記載したEメールが送信されます。推薦者の方に十分な準備時間を確保していただけるよう、事前に推薦依頼のご相談を行い、申請はできるだけ早めにご提出いただくことをお勧めします。 
なお、推薦状がアップロードされるまでは、申請は完了と見なされず、審査の対象にもなりませんのでご注意ください。 

 

二ヶ国語申請 

ACC香港、ACC日本、ACC台湾を通じて申請する方は、英語での設問回答に加え、各国・地域の二ヶ国語申請要件をご確認ください。なお、記入・アップロード用の二ヶ国語申請書および、参照用に翻訳された申請資格テストは、2025年10月1日 午前9時59分(米国東部夏時間/EDT)よりダウンロード可能となる予定です。 

香港、マカオ、中国(任意)

ACC香港を通じて申請する香港、マカオ、および中国の市民または永住者の方は、英語での設問回答に加え、任意で中国語で記入した申請書の写しを提出することができます。提出を希望される場合は、以下の二ヶ国語申請書をダウンロードし、記入のうえGoApplyにアップロードしてください。なお、申請書は繁体字中国語で作成されていますが、申請者の希望により簡体字中国語での回答も可能です。 

日本(必須)

ACC日本を通じて申請する日本国籍または日本の永住者の方は、日本語で記入した申請書と、英語版および日本語版を含む経歴書(レジュメ/CV)PDFの提出が必須です。また、作品資料の説明やキャプションも英語と日本語の両方でご用意ください。提出にあたっては、以下の二ヶ国語申請書をダウンロードし、記入のうえGoApplyにアップロードしてください。 

台湾(必須)

ACC台湾を通じて申請する台湾市民または永住者の方は、繁体字中国語で記入した申請書と、英語版および繁体字中国語版を含む経歴書(レジュメ/CV)PDFの提出が必須です。また、作品資料の説明やキャプションも英語と中国語の両方でご用意ください。提出にあたっては、以下の二ヶ国語申請書をダウンロードし、記入のうえGoApplyにアップロードしてください。 

個人フェローシップ

個人フェローシップは、アジアおよび米国における芸術家、研究者、芸術分野の専門家に対し、他国・地域において調査研究および自主的な文化交流を行う機会を提供するものです。
本フェローシップは、新作制作を目的としたレジデンシー、特定の会議・イベントへの参加を目的とする渡航助成(いわゆるトラベルグラント)、あるいは売り込みなどの個人の広報活動を支援するものではありません。フェローは、異文化体験、対話、人的ネットワークの構築、コラボレーション、同分野の専門家との知見やアイデアの交換を促進する、明確な調査テーマおよび活動計画を持つことが求められます。こうした体験や人とのつながりは、創造的な着想、将来的なコラボレーションの機会、そしてよりグローバルで多面的なものの見方を深める契機となります。
 

個人フェローシップの特徴 

自由な探求の機会 

ACCは、個人フェローが自身で計画した調査研究および文化交流活動を実施するため、これまで訪れたことがない、またはあまり馴染みのない国や地域への渡航を支援する助成を行っています。フェローシップの内容は個々に異なりますが、過去のフェローによる活動例としては以下のようなものが挙げられます: 

  • 個人フェロー自身の専門分野における専門家や、関連する情報や専門知識を持つ関係者へのインタビューや面談 
  • 個人フェローの調査研究や文化交流の目的に関連する機関(例:スタジオ、美術館、ギャラリー、劇場、図書館)への訪問、またはイベント(例:展覧会、公演、講演、映画上映)の見学・観覧 
  • 個人フェローの調査研究に役立ち、新しいコミュニティとの対話の機会となるワークショップ、シンポジウム、ディスカッションへの参加 
  • アーカイブ資料の調査研究 

個別サポート 

ACCからのサポートは、申請された活動計画をより充実させ、渡航先の芸術コミュニティや文化資源へのアクセスを強化し、文化交流の経験を深めていただくことを目的としています。サポート内容には以下が含まれます: 

  • 個人フェローの調査研究や活動に関する、実務面・内容面でのアドバイスや提案 
  • 個人フェローの調査目的に関連するACCアルムナイや他の芸術専門家・機関への紹介 
  • 地域によっては、現地で開催されるACCのイベントや交流会への招待 
  • 米国渡航者に対するビザ取得支援(詳細は下記「ビザ要件」を参照) 

ACCはアジア全域にオフィスやスタッフを有していないため、特定の人脈紹介など、一部のサポートには限りがあることをご了承ください。(ACCはニューヨーク市に本部を置き、香港、日本、フィリピン、台湾にオフィスを構えています。)活動内容面や実務面でのACCのサポートは限定的である可能性を念頭に置き、活動計画を立ててください。申請内容は、ACCからのサポートの有無にかかわらず、実現可能なものである必要があります。 

 

単独申請および共同申請 

ACCでは、1名の個人によって申請され、その個人を支援することを目的とした申請(「単独申請」)に加え、複数名による「共同申請」も受け付けています。共同申請では、申請書の提出および管理を担う「主申請者」と、それに加わる最大2名までの「連名申請者」を含めることができます。 

共同申請は、調査研究や文化交流の目的を共有し、対等な立場でフェローシップ活動を計画・実施する意思と準備のある、2名または3名の芸術家または芸術専門家による申請形態です。共同申請者は、その旨を申請書に記載する必要があります。 

ACCの申請資格および要件は、連名申請者を含むすべての申請者に適用されます。連名申請者は、同様の申請資格を満たすことに加え、必ず申請するフェローシップ活動の全期間にわたって渡航し(別々の渡航は認められません)、対等な立場で参加しなければなりません(アシスタントや副次的な役割での参加は認められません)。また、ACCは、フェローシップ活動に参加する人数にかかわらず、個人フェローシップに対して35,000米ドルを超える助成金を支給しません。 

単独申請および共同申請の申請方法は、以下の「申請する」項目に記載されています。 

 

申請資格 

共通申請資格・要件(こちらを参照)に加え、すべての個人フェローシップ申請者および連名申請者は、以下の申請資格を十分に確認し、これらを満たしていることが求められます。 

  • ACCの対象国・地域のいずれかの国籍または合法的な永住権を有していること。 
  • 申請時点で、ACCの対象分野のいずれかにおいて最低5年以上の活動歴があること。 
  • フェローに選ばれた場合、フェローシップ開始時点で21歳以上であること。 
  • フェローに選ばれた場合、フェローシップ期間中は学位取得を目的とした大学の授業(対面・オンライン問わず)への在籍や教員活動を行うことはできません。大学に在籍している方は、フェローシップ期間中に一時休学を取得していただく必要があります。 
  • 米国での個人フェローシップを希望する申請者は、J-1ビザの取得が必須であるため、特別な言語サポートを必要とせずに会話に参加し、人間関係を築くために必要な英語を自信を持って話せること。申請者の英語能力には個人差があるものの、フェローには、日常的な業務を遂行し、基本的なEメールを作成し、必要に応じて助けを求めることができる程度の英語能力が求められます。なお、米国政府は、すべてのJ-1ビザ保持者に対し、十分な英語能力を有することを要件としています。 

 

フェローシップ渡航先要件 

個人フェローシップの申請者は、以下の国・地域への渡航を申請することができます: 
アフガニスタン、バングラデシュ、ブータン、ブルネイ、カンボジア、中国、東ティモール、香港、インド、インドネシア、日本、韓国、ラオス、マカオ、マレーシア、モンゴル、ミャンマー、ネパール、パキスタン、フィリピン、シンガポール、スリランカ、台湾、タイ、米国、ベトナム 

あわせて、以下の点にもご注意ください: 

  • 現在居住している国・地域への渡航は、国籍や永住権の有無にかかわらず申請できません。 
  • すでによく知っている、また、これまでに長期間(1年以上)滞在したことのある国・地域、または自国(国籍を有する国・地域)への渡航を申請する場合は、その個人フェローシップが、いかにして独自性や意義のある文化交流、現地での深い学びの機会につながるのか、明確な理由を示す必要があります。 
  • 複数の国・地域への渡航や、短期間の渡航を含む申請は、採択されにくくなる傾向があります。 

 

フェローシップ渡航時期および活動期間 

  • フェローシップに伴うすべての渡航は、2026年8月1日から2027年12月31日までの助成期間内に行われなければなりません。 
  • 個人フェローシップの期間は、最低1か月以上、最長6か月以内である必要があります。 
    • ACCは、個人フェローが複数の国や地域を短期間で訪れるよりも、ひとつの場所にできるだけ長く(できれば少なくとも2か月)滞在することで、文化交流や現地での深い体験がより充実すると考えています。また、フェローシップ期間中に複数の国・地域を渡航する場合には、それに伴う複雑な旅程や制限などの実務的な課題も十分に考慮してください。 
  • 米国でのフェローシップを希望する申請者は、米国に連続して少なくとも30日間滞在する計画を立てる必要があります。 
    • J-1ビザの発給に必要な手続き期間があるため、米国でのフェローシップは2026年10月1日より前に開始することはできません(ビザ要件の項を参照)。 
  • アジアでのフェローシップを希望する申請者は、通算30日以上の滞在を申請する必要があります。 
    • 連続30日以上の滞在が可能なビザを取得できない場合は、通算で30日以上となる複数回の渡航を申請することができます。ただし、それぞれの渡航は連続14日以上でなければならず、各渡航の間隔は14日を超えてはいけません。 
    • 同じ渡航先に対して複数回に分けた短期渡航を申請する場合は、これらの中断があっても現地の文化に十分に触れ、深く関わる方法について説明する必要があります。 
    • 複数の訪問先を巡る旅程の中で、ある一か所に短期間(たとえば3週間)のみ滞在する場合(たとえば「日本で2か月滞在した後に中国で3週間滞在する」など)は、その短期間の訪問がなぜ必要かを説明する必要があります。 
  • ACCは、個人フェローシップ期間中、申請時に予定した訪問先以外への渡航を控えるようお願いしています。ただし、医療上や家族の緊急事態の場合は例外とします(詳細は下記「ビザ要件」の項を参照)。重要かつやむを得ない職務上の渡航が必要な場合は、フェローシップ開始日の少なくとも60日前までに変更申請書を提出し、ACCの承認を得る必要があります。 

 

ビザ要件 

米国でのフェローシップ 

米国へ渡航する、米国のパスポートを所持していない個人フェローは、ACCの支援により取得するJ-1ビザを用いて渡米することが義務付けられており、例外はありません。J-1ビザは、米国の交流プログラムに参加する個人を対象とした非移民ビザです。ACCおよび個人フェローは、米国政府が定めるJ-1ビザプログラムの規定を遵守しなければなりません。主な規定は以下のとおりです: 

  • ACCは、個人フェローシップ開始の約4か月前からJ-1ビザの準備を開始します。個人フェローは、必要な情報の提供や書類の確認、ACCスタッフとの連絡にご協力ください。なお、ACCは支援機関としてJ-1ビザ手続きを開始しますが、申請(DS-160)の提出、申請料の支払い、ビザ面接の予約および出席は個人フェロー自身で行う必要がありますので、ご注意ください。 
  • 関連する米国政府規定およびACCが取得支援するJ-1ビザプログラムに基づき、個人フェローは、J-1ビザで米国に滞在している間、有給の業務を行うことは認められていません。これには、オンラインでの講義、報酬を得る記事執筆、受注制作などが含まれます。また、米国外の雇用主のための業務や、フェローシップ期間中に行い後日報酬が支払われる業務も該当します。現在フルタイムの職に就いている場合は、休暇や有給・無給の特別休暇(サバティカルなど)を取得できるか、雇用主にご相談されることをお勧めします。 
  • J-1ビザプログラムでは、個人フェローがフェローシップ期間中に米国外へ渡航しフェローシップを完了するために米国へ再入国する場合、必ず事前にACCへ通知し、書面による承認を得ることが求められています。この書面による承認には、個人フェローが再入国する際に必要な、ACCがビザ取得支援機関であることを証明するDS-2019フォームへのACCの署名、ならびにフェローシップ期間中に米国外で発生した医療・法的問題その他の事故や緊急事態に関し、ACCが支援を行わないことに同意する国際渡航免責同意書への個人フェローの署名が含まれます。ACCは、個人フェローの米国外渡航に関する許可申請について、独自の裁量により判断を行います。職務に関連する国際渡航の許可申請は、フェローシップ開始日の60日前までにACCに提出しなければなりません。 

アジアでのフェローシップ 

フェローシップのためにアジアへ渡航する、あるいはアジア域内を渡航する個人フェローは、必要に応じて自身でビザを取得する必要があります。これには、必要な申請書類の準備と提出、ビザの面接予約、申請にかかる費用の支払いが含まれます。なお、これらの費用は、予算に含まれていればACCの助成金を使って支払うことが可能です。 

アジアでのフェローシップを希望する申請者は、申請前に必ず渡航先の国・地域の政府が定める最新の渡航規制を確認し、ビザやその他の渡航許可に必要な条件や手続きを十分に理解しておく必要があります。自身が目的地への渡航資格を満たしているか不明な場合は、最寄りの大使館または領事館に問い合わせ、最新の情報を得てください。 

 

助成金額と予算 

個人フェローは、最大35,000米ドルの助成金を受け取ることができます。助成金額は、申請者が提出した予算案、活動内容、渡航先や滞在期間、そして申請全体の質を審査したうえで、ACCが決定します。申請者には、活動計画、渡航費、ビザ取得にかかる費用、海外旅行保険、(必要に応じて)通訳サービス、フェローシップ実施地の生活費などを踏まえた、妥当かつ現実的で根拠のある予算案の提出が求められます。なお、申請内容に変更が生じた場合は、助成金額が調整されることがありますのでご留意ください。 

助成対象経費 

申請者は、予算書に助成対象となる経費のみを記載してください。対象となる経費には、以下のような項目が含まれますが、これに限られるものではありません: 

  • 航空運賃(エコノミークラス席のみ) 
  • 現地および地域内の陸上交通費 
  • 宿泊費 
  • 食費 
  • その他の日常生活費 
  • 必要であれば、ビザ関連の手数料および費用 
    • 米国での個人フェローシップ:ACCは、J-1ビザのSEVIS(Student and Exchange Visitor Information System)手数料(I-901)として220米ドルを助成金から差し引きます。受給者は、さらにJ-1ビザ申請にかかる185米ドルの手数料を支払う必要があります。 
  • 必須加入となる海外旅行保険および必要に応じたその他の保険 
    • 米国での個人フェローシップ:ACCは、年齢や滞在期間に応じて変動する海外旅行保険料を助成金から差し引きます(参考例として、6か月間の米国滞在で概ね675~800米ドル)。 
    • アジアでの個人フェローシップ:ACCは個人フェローに対し、次の補償内容を満たす海外旅行保険への加入とその証明の提出を求めています:事故や疾病に対する補償額は最低100,000米ドル、本国送還費用は最低25,000米ドル、医療搬送費用は最低50,000米ドルで、免責額は500米ドル未満であることが条件です。なお、予算提出前に保険料の見積もりを取得することを推奨します。 
  • 通訳費用(必要な場合) 
  • 文化交流や現地での体験活動、調査、その他フェローシップの目的に関連する費用や料金 

助成対象外経費 

ACCの助成金で予算に含めたり賄ったりすることのできない助成対象外経費の例: 

  • ファーストクラス、ビジネスクラスなど、エコノミークラスを超える航空運賃(ただし、医療上の理由により例外が認められる場合があります) 
  • 技術機材、人員(例:映像・写真撮影クルー、ポストプロダクション、編集者など)、出版費用を含む制作関連経費 
  • 申請内容に含まれない家族やその他の個人を支援するための費用 

個人フェローシップの予算に関する詳細(ACCの予算書テンプレートやアップロード方法など)は、以下の「申請する」項目をご確認ください。 

助成金の支給時期 

ACCは、個人フェローが助成同意書に署名し、助成受給者および活動内容に関する最新情報を記入した「Information Collection Form(情報収集書)」を提出した後に、前払金を支給します。助成金額が5,000米ドル未満の場合は1,000米ドル、5,000米ドル以上の場合は3,000米ドルが支給されます。 

残りの助成金は、渡航開始の約4か月前にACCから送付される「Arrival Preparation Form(渡航準備書)」に必要事項や渡航書類を提出した後に支給されます。 

 

FAQ よくあるご質問  

連名申請者がACCの申請資格を満たしていません。それでも申請は可能ですか? 
いいえ。全ての申請者が申請資格を満たしている必要があります。個人フェローシップへの申請は可能ですが、連名申請者を含まない内容を再考してください。 

個人フェローシップの共同申請をしたいと考えていますが、連名申請者は別の国の出身です。どのACCオフィスが私の申請を受け付け、質問に対応してくれますか? 
共同申請は、主申請者の国籍または永住権のある国に対応するACCオフィスに提出してください。 
例えば、主申請者が日本国籍で連名申請者がインドネシア国籍の場合は、申請はACC日本オフィスに提出してください。この場合、質問についても両申請者ともACC日本オフィスにお問い合わせください。 

配偶者やパートナー、その他の家族が私の連名申請者として個人フェローシップに共同申請することは可能ですか? 
はい。連名申請者として申請することは可能ですが、その方もACCのすべての申請資格を満たしている必要があります。また、申請するフェローシップ活動の計画や実施に同等の責任を持って参加することが求められます。個人フェローシップは、単に主申請者と同行する家族を支援するためのものではありません。 

個人フェローシップ期間中に、配偶者やパートナー、子どもが私を訪ねに来ることは可能ですか? 
はい。フェローシップ期間中に配偶者やパートナー、お子様が短期間訪ねてくることは可能です。ただし、フェローシップ全期間を通じて同伴することはお控えください。また、訪問者のビザ取得や移動に関する手配はACCの支援対象外であり、訪問者にかかる費用を助成金に充てることもできません。 

私のフェローシップは米国で実施されます。ACCは私の配偶者またはパートナー、子供にビザを提供してくれますか? 
いいえ。ACCは個人フェロー本人以外の方に対するビザ取得支援はいたしません。 

個人フェローシップで滞在中、展覧会やカンファレンスに出展・登壇することはできますか。 
フェローシップ期間中は申請した活動に専念し、現地の文化に深く触れることを推奨しています。場合によっては、カンファレンスや、イベント、展覧会への出演・出展が申請活動内容に直接関連することもあります。ただし、個人フェローは、滞在先国・地域の移民法、労働法、税法によっては、これらの活動への参加に対する報酬を受け取ることができない場合があります(以下の質問を参照)。 

個人フェローシップ期間中に、有償の活動(カンファレンス、講演、記事執筆、リモートワークなど)を行うことはできますか? 
いいえ。個人フェローシップは、日常的な仕事から離れて取り組むことを目的としています。また、フェローシップで滞在する国・地域の移民法、労働法、税法などに留意する必要があります。これらの法律により、フェローが国内外の雇用主に対して有給の労働に従事することを禁止または制限される場合があります。なお、各国・地域の政府によっては、講演料や謝礼が支払われるカンファレンスやイベントへの登壇・出演も有償活動と見なされることがあります。ACCニューヨークオフィスは、米国に渡航する個人フェローのJ-1ビザ保証人として、フェローシップ申請書に記載された活動のみを許可します。ACCニューヨークオフィスは、その他の有給の活動を許可または支援することはありません。 

私はアジアの国の出身ですが、フェローシップでアジア域内の他国と米国を訪問したいと考えています。これは可能ですか? 
はい。可能です。ただし、その場合は、アジア域内の他国と米国の両方で過ごす意義や、これら二つの渡航が別々のフェローシップではなく、一つの一貫した申請としてどのように関連しているかを明確に示す必要があります。 

フェローシップ期間中、渡航先国・地域以外に旅行することはできますか?(例:自国への一時帰国など) 
個人フェローシップは、途切れることのない長期的な文化交流と現地体験を目的としています。医療上または家族の緊急事態を除き、助成受給者はフェローシップ期間中に渡航先国・地域から離れることはお控えください。助成同意書に署名後に、やむを得ない職務上の重要な渡航が生じた場合は、フェローシップ開始日の少なくとも60日前までに変更申請書を提出し、ACCの承認および助成覚書への署名が必要です。また、J-1ビザで米国に滞在する個人フェローは、フェローシップ期間中に米国外へ一時的に出国する際、再入国のためにACCの国際渡航責任免除書に署名し、DS-2019フォームにもACCの署名をもらう必要があります。 

ニューヨークでのACCフェローシップに興味がありますが、個人フェローシップとニューヨーク・フェローシップの違いは何ですか? 
個人フェローシップとニューヨーク・フェローシップは、どちらもニューヨークおよび米国への渡航を支援する点で似ていますが、以下のような明確な違いがあります: 

  • 個人フェローシップは、助成期間内で1か月から6か月までの柔軟な渡航期間が認められていますが、ニューヨーク・フェローシップは日程が指定された6か月間の全期間、米国に滞在する必要があります。 
  • 個人フェローシップは、より具体的で焦点を絞った調査研究を目的とすることが多いのに対し、ニューヨーク・フェローシップは、より自由で幅広い文化体験や探求に適しています。 
  • 個人フェローシップの申請者は、ニューヨーク滞在中の住居を自分で手配する必要がありますが、ニューヨークフェローシップでは、フェロー期間中にインターナショナルハウス(I-House)に滞在することができます。 

個人フェローシップへの申請方法については、以下の案内をよくお読みください。なお、1回の募集期につき、申請できるのは1種類のフェローシップまたは助成プログラムのみとなりますのでご注意ください。 

 

提出締切日 

申請書の提出期限は、2025年11月19日 午前9時59分(米国東部標準時/EST)(日本標準時間 2025年11月19日 午後11時59分)までです。 

推薦状の提出期限は、2025年11月26日 午前9時59分(米国東部標準時/EST)(日本標準時間 2025年11月26日 午後11時59分)までです。 
推薦状に関する詳細な規定については、以下をご確認ください。 

 

GoApplyについて 

申請は、ACCの申請ポータルサイト GoApply上で行ってください。以前に申請したことがある方は、同じメールアドレスとパスワードでログインできます。 

2025年10月1日 午前9時59分(米国東部夏時間/EDT)(日本標準時間 2025年10月1日 午後10時59分)から、GoApplyを初めてご利用になる方も既にアカウントをお持ちの方も、こちらをクリックしてログインまたはアカウントの新規作成が可能です。GoApplyへのログインまたは登録が完了したら、「Opportunities(募集一覧)」メニューを開き、「2026 Individual Fellowship Application (Single Applicant)(2026年度個人フェローシップ申請-単独申請)」もしくは「2026 Individual Fellowship Application (Joint Applicants)(2026年度個人フェローシップ申請-共同申請)」の横にある「apply(申請する)」ボタンをクリックしてください。GoApplyの登録方法は、英語中国語日本語でご案内しています。 

個人フェローシップの共同申請(連名申請者が1名または2名いる場合)では、主申請者がGoApplyアカウントを作成し、連名申請者を代表して申請書の作成および提出を行います。連名申請者は主申請者のGoApplyアカウントを利用して、それぞれの申請部分にアクセスし、自分で入力することが可能です。ただし、申請内容の保存漏れや他の申請者の入力内容の上書きを防ぐため、同時に複数の申請者がアクセスすることは避けてください。 

GoApply上での申請受付は、2025年10月1日 午前9時59分(米国東部夏時間/EDT)(日本標準時間 2025年10月1日 午後10時59分)から2025年11月19日 午前9時59分(米国東部標準時/EST)(日本標準時間 2025年11月19日 午後11時59分)までとなりますので、ご注意ください。

 

申請資格テスト 

申請は、申請資格テストから始まります。このテストでは、ACCの一般募集要項および個人フェローシップの募集要項に基づき、申請資格の有無を判断するための質問に答えていただきます。個人フェローシップの申請資格が確認された方のみが、申請の次のステップへ進むことができます。 

申請資格テストの質問への回答にご不明な点がある場合は、担当するACCオフィスまでお問い合わせください(こちらを参照)。 

 

申請に必要な書類 

申請者(共同申請の場合は連名申請者を含む)は、下記の申請書類を用意していただく必要があります。必須項目にはアスタリスク(*)が付いています。 

  • パスポートおよび出生に関する情報 * 
  • 連絡先情報 * 
  • ソーシャルメディアのアカウントおよびウェブサイト 
  • 作品資料(下記参照)* 
  • 経歴書(レジュメ/CV)* 
  • 自己紹介文(プロフィール/略歴)* 
  • 自身の作品や研究を文章で表現したもの(例:アーティスト・ステートメント)* 
  • 推薦状を提出する推薦者1名の氏名と連絡先情報(下記参照) * 
  • 照会先2名の氏名と連絡先情報(下記参照)  * 
  • 予算書(下記参照)  * 
  • 国・地域により必要とされる場合は、二ヶ国語目の申請回答(下記参照) 

 

作品資料 

自身の活動を最もよく表す作品資料を最大3点までご提出ください。提出できる作品資料には、画像ファイル(JPEGまたはPNG)のほか、画像・映像・音声クリップ、その他申請内容を補完する関連メディアや資料の視聴リンクを記載したPDFファイルが含まれます。(作品資料の例はこちら)作品資料に関する規定は、下記をご確認ください。 

  • 音声および映像資料:最大3点までの音声・映像資料の視聴リンクを記載したPDFファイルを提出できます。各資料の内容は、1点につき3分以内とし、3分を超える資料については、最初の3分間のみが審査対象となります。 
  • 画像資料:PDF、JPEG、PNG形式で画像資料を提出できます。PDFの場合は1作品またはひとつの展覧会につき2ページ以内としてください。複数の画像やキャプションを同じページに記載することは可能ですが、同じ作品または展覧会に関するものでなければなりません。最大で3作品または3つの展覧会の画像資料を提出できます。 
  • 文献・文芸資料: 1作品あたり5ページ以内のPDFファイルを提出できます(文学、美術史、芸術評論など)。 
  • 複数のメディア形式を含む資料: 1作品またはひとつの展覧会につき、画像(最大2ページ)、文章(最大5ページ)、および動画・音声資料(最大3分)の視聴リンクを組み合わせたPDFファイルを提出できます。 

 

推薦状および照会先 

ACCでは、個人フェローシップの申請者に対し、推薦状を提出する推薦者1名の連絡先情報をご提出いただきます。連名申請者は、それぞれ別の推薦者の連絡先を提出する必要があります。 

単独申請の場合は、推薦状を提出する推薦者に加えて、ACCが申請者や申請内容について問い合わせができる2名の照会先の連絡先情報を提供する必要があります。照会先は推薦者と同一人物であってはなりません。 

共同申請の場合は、申請者および連名申請者それぞれが、推薦状を提出する推薦者に加えて、ACCが申請者や連名申請者、申請内容について問い合わせができる照会先を各1名ずつ提供する必要があります。照会先は推薦者と同一人物であってはなりません。 

利益相反管理規定 

推薦者および照会先には、ACCの理事、スタッフ、または寄付者を含めることはできません。すべての申請者は、推薦者および照会先が自らの知る限りACCの理事、スタッフ、または寄付者ではないことを誓約する利害関係に関する確認書に署名していただきます。 

推薦状提出期限 

推薦者の方には、申請者が申請書を提出した後に、GoApply上で推薦状をアップロードしていただきます。推薦状の提出期限は、2025年11月26日 午前9時59分(米国東部標準時/EST)(日本標準時間 2025年11月26日 午後11時59分)です。申請書の提出完了後にのみ、推薦者宛に推薦状アップロード先リンクと手順を記載したEメールが送信されます。推薦者の方に十分な準備時間を確保していただけるよう、事前に推薦依頼のご相談を行い、申請はできるだけ早めにご提出いただくことをお勧めします。 
なお、推薦状がアップロードされるまでは、申請は完了と見なされず、審査の対象にもなりませんのでご注意ください。 

 

予算書のアップロードについて 

申請者は、GoApply申請書の予算項目にて提供されるExcelテンプレートを使用し、個人フェローシップの予算書をアップロードする必要があります。テンプレートには、申請する経費の詳細(費用の内容、数量、米ドルでの見積もり金額、および必要に応じて経費の説明や根拠となるリンクや補足説明など)を入力してください。助成対象経費や対象外経費、その他の予算要件については、個人フェローシップ募集要項内の「助成金額および予算について」項目をご参照ください。 

 

二ヶ国語申請 

ACC香港、ACC日本、ACC台湾を通じて申請する方は、英語での設問回答に加え、各国・地域の二ヶ国語申請要件をご確認ください。なお、記入・アップロード用の二ヶ国語申請書および、参照用に翻訳された申請資格テストは、2025年10月1日 午前9時59分(米国東部夏時間/EDT)よりダウンロード可能となる予定です。 

共同申請の場合:連名申請者が1名または2名いる場合でも、二ヶ国語申請書が提出必須となる場合は、1通のみご提出ください。 

香港、マカオ、中国(任意)

ACC香港を通じて申請する香港、マカオ、および中国の市民または永住者の方は、英語での設問回答に加え、任意で中国語で記入した申請書の写しを提出することができます。提出を希望される場合は、以下の二ヶ国語申請書をダウンロードし、記入のうえGoApplyにアップロードしてください。なお、申請書は繁体字中国語で作成されていますが、申請者の希望により簡体字中国語での回答も可能です。 

日本(必須) 

ACC日本を通じて申請する日本国籍または日本の永住者の方は、日本語で記入した申請書と、英語版および日本語版を含む経歴書(レジュメ/CV)PDFの提出が必須です。また、作品資料の説明やキャプションも英語と日本語の両方でご用意ください。提出にあたっては、以下の二ヶ国語申請書をダウンロードし、記入のうえGoApplyにアップロードしてください。 

台湾(必須) 

ACC台湾を通じて申請する台湾市民または永住者の方は、繁体字中国語で記入した申請書と、英語版および繁体字中国語版を含む経歴書(レジュメ/CV)PDFの提出が必須です。また、作品資料の説明やキャプションも英語と繁体字中国語の両方でご用意ください。提出にあたっては、以下の二ヶ国語申請書をダウンロードし、記入のうえGoApplyにアップロードしてください。 

大学院フェローシップ

ACCでは、アジア出身の大学院生を対象に、大学院フェローシップを少数ながら実施しています。これは、自国・地域に同等のプログラムが存在しない、あるいは自身の専門分野がその国・地域では十分に確立されていないといった理由から、米国での研究を望む学生の渡航費および滞在費を支援するものです。
このフェローシップは、文化芸術分野における学術的な研鑽の機会を拡充することを通じて、国際的な文化交流を促進し、学術的議論や批評的言説をより充実させ、多様性を広げることを目的としています。
 

大学院フェローシップの特徴

渡航費および生活費の支援 

ACCの大学院フェローシップでは、1学年度につき15,000米ドルの助成金を支給し、最長でさらに1年間の更新が可能です。本募集期における1学年度は、2026年秋学期から2027年春学期まで、または2027年春学期から2027年秋学期までの全日制の履修期間を指します。 

助成金は、大学院学位課程の授業履修に伴う渡航費および生活費を対象としており、フィールドワーク調査や論文執筆段階のみの学生には助成金は支給されません。また、授業料や研究に直接かかる経費(例:フィールドワークの渡航費、機材費など)には助成金を充てることはできません。 

大学院フェローシップの支給時期については、以下をご参照ください。 

ACCコミュニティとのつながり 

ACCは、渡航費や生活費の支援に加え、大学院フェローを、ACCの使命の恩恵を受け、その使命を支え続ける世界中の芸術家、芸術分野の専門家、研究者、機関からなるグローバルなコミュニティの一員として迎え入れています。地域によっては、ACCスタッフが関連分野のアルムナイをご紹介することもあります。また、大学院フェローは、自身の公演や展覧会、出版物、その他重要な活動の情報をACCのニュースレターやイベントページで共有する機会も設けられています。 

 

申請資格 

共通申請資格・要件(こちらを参照)に加え、大学院フェローシップへの申請者は、以下の申請資格を十分に確認し、これを満たしていることが求められます。 

  • ACCの対象国・地域のいずれかの国籍または合法的な永住権を有していること。 
    • 注:二重国籍を含め、米国に国籍または永住権がある方は大学院フェローシップに申請できません。 
  • 申請者の大学院学位課程が、ACCの支援対象となる16分野のいずれかに該当していること。 
  • 米国内の全日制かつ通学型の学位課程に在籍しているか、もしくは2026年4月1日までに正式に認可を受けた大学への入学許可と、その受諾を証明する書類を提出できること。 
  • 助成期間(2026年8月1日〜2027年12月31日)の間に、少なくとも連続する2学期にわたり全日制で履修を行うこと。 
    • 大学院課程における授業履修を既に終えている場合は、申請対象外となります。ACCは、フィールドワークや論文執筆のみの段階にある申請者には助成を行いません。 
    • 半日制、夏季限定、またはオンラインでの大学院課程への申請者は対象外です。 
    • 学位取得を目的としない課程への申請者は対象外です。 

 

ビザ要件 

大学院フェローは、米国の学位課程を履修するために有効な学生ビザを取得している必要があります。なお、ACCは大学院フェローの学生ビザ取得を支援することはありません。ビザに関する詳細は、在籍中または入学予定の大学にお問い合わせください。 

 

助成金の支給時期 

大学院フェローシップの助成金は、3回に分けて支給されます。支給は、採択者が助成の受諾を表明し、ACCの助成同意書に署名のうえ、申請者および大学院課程に関する詳細を記載した「Information Collection Form(情報収集書)」をACCに提出した後に開始されます。助成の採否は、2026年5月中旬に発表される予定です。 

  • 前払金:「Information Collection Form(情報収集書)」が提出された後、ACCは大学院フェローに対し、3,000米ドルを前払金として支給します。 
  • 秋学期分の支給:大学院フェローの在学状況を確認する追加情報が提出された後、ACCは10月1日に6,000米ドルを支給します。 
  • 春学期分の支給:大学院フェローの在学状況を再確認する追加情報が提出された後、ACCは2月1日に6,000米ドルを支給します。 

注:大学院フェローの学位課程は春学期から開始される場合もあります。その場合、前払金はその直前の秋に支給され、最初の(春学期分の)支給は2月1日、2回目の(秋学期分の)支給は10月1日に行われます。 

助成金の更新 

大学院フェローは、ACCによる初年の学業成績の審査および2年目の履修証明の提出を条件に、最大でさらに1学年度(2学期分の授業履修)まで助成金の更新ができる場合があります。ACCが独自の裁量により提出書類を審査し更新の可否を判断します。決定が下り次第、大学院フェローに通知します。 

 

FAQ よくあるご質問 

大学院に出願しましたがまだ入学が許可されていません。大学院フェローシップに申請できますか? 
はい。申請は可能ですが、2026年4月1日までに入学許可を証明する書類をACCに提出する必要があります。 

私は現在既に大学院課程に在籍しています。大学院フェローシップへの申請は可能ですか? 
はい。申請は可能ですが、2026年秋学期から2027年春学期、または2027年春学期から2027年秋学期の助成期間中、1学年度を通して全日制の授業を履修していることが条件となります。 

ACCは大学院への出願や入学をサポートしてくれますか。 
いいえ。ACCでは入学志願者の大学院への出願や推薦状の提出などのサポートは行っておりません。 

ACCは特定の米国の大学院課程に関する相談を受け付けていますか。 
いいえ。ACCは特定の大学院課程に関する相談には応じられません。 

大学院フェローシップへの申請方法については、以下の案内をよくお読みください。なお、1回の募集期につき、申請できるのは1種類のフェローシップまたは助成プログラムのみとなりますのでご注意ください。 

提出締切日 

申請書の提出期限は、2025年11月19日 午前9時59分(米国東部標準時/EST)(日本標準時間 2025年11月19日 午後11時59分)までです。 

推薦状の提出期限は、2025年11月26日 午前9時59分(米国東部標準時/EST)(日本標準時間 2025年11月26日 午後11時59分)までです。 
推薦状に関する詳細な規定については、以下をご確認ください。 

 

GoApplyについて 

申請は、ACCの申請ポータルサイト GoApply 上で行ってください。以前に申請したことがある方は、同じメールアドレスとパスワードでログインできます。 

2025年10月1日 午前9時59分(米国東部夏時間/EDT)(日本標準時間 2025年10月1日 午後10時59分)から、GoApplyを初めてご利用になる方も既にアカウントをお持ちの方も、こちらをクリックしてログインまたはアカウントの新規作成が可能です。 
GoApplyへのログインまたは登録が完了したら、「Opportunities(募集一覧)」メニューを開き、「Graduate Fellowship(大学院フェローシップ)」の横にある「apply(申請する)」ボタンをクリックしてください。GoApplyの登録方法は、英語中国語日本語でご案内しています。 

GoApply上での申請受付は、2025年10月1日 午前9時59分(米国東部夏時間/EDT)(日本標準時間 2025年10月1日 午後10時59分)から2025年11月19日 午前9時59分(米国東部標準時/EST)(日本標準時間 2025年11月19日 午後11時59分)までとなりますので、ご注意ください。 

 

申請資格テスト 

申請は、申請資格テストから始まります。このテストでは、ACCの一般募集要項および大学院フェローシップの募集要項に基づき、申請資格の有無を判断するための質問に答えていただきます。大学院フェローシップの申請資格が確認された方のみが、申請の次のステップへ進むことができます。 

申請資格テストの質問への回答にご不明な点がある場合は、担当するACCオフィスまでお問い合わせください(こちらを参照)。 

 

申請に必要な書類 

申請者は、下記の申請書類を用意していただく必要があります。必須項目にはアスタリスク(*)が付いています。 

  • パスポートおよび出生に関する情報 * 
  • 連絡先情報 * 
  • ソーシャルメディアのアカウントおよびウェブサイト 
  • 作品資料(下記参照)* 
  • 経歴書(レジュメ/CV)* 
  • 自己紹介文(プロフィール/略歴)* 
  • 自身の作品や研究を文章で表現したもの(例:アーティスト・ステートメント)* 
  • 推薦状を提出する推薦者1名の氏名と連絡先情報(下記参照) * 
  • 照会先2名の氏名と連絡先情報(下記参照)  * 
  • 大学院課程に関する情報(在籍中または志望校の名称、学位課程名、現在または予定されている在籍期間など)* 
  • 大学院課程の入学許可通知書(お持ちであれば) 
  • 国・地域により必要とされる場合は、二ヶ国語目の申請回答(下記参照) 

 

作品資料 

自身の活動を最もよく表す作品資料を最大3点までご提出ください。提出できる作品資料には、画像ファイル(JPEGまたはPNG)のほか、画像・映像・音声クリップ、その他申請内容を補完する関連メディアや資料の視聴リンクを記載したPDFファイルが含まれます。(作品資料の例はこちら)作品資料に関する規定は、下記をご確認ください。  

  • 音声および映像資料:最大3点までの音声・映像資料の視聴リンクを記載したPDFファイルを提出できます。各資料の内容は、1点につき3分以内とし、3分を超える資料については、最初の3分間のみが審査対象となります。 
  • 画像資料:PDF、JPEG、PNG形式で画像資料を提出できます。PDFの場合は1作品またはひとつの展覧会につき2ページ以内としてください。複数の画像やキャプションを同じページに記載することは可能ですが、同じ作品または展覧会に関するものでなければなりません。最大で3作品または3つの展覧会の画像資料を提出できます。 
  • 文献・文芸資料: 1作品あたり5ページ以内のPDFファイルを提出できます(文学、美術史、芸術評論など)。 
  • 複数のメディア形式を含む資料: 1作品またはひとつの展覧会につき、画像(最大2ページ)、文章(最大5ページ)、および動画・音声資料(最大3分)の視聴リンクを組み合わせたPDFファイルを提出できます。 

 

推薦状および照会先 

ACCでは、推薦状を提出する推薦者1名と、申請者または申請内容に関して、ACCが必要に応じて問い合わせができる照会先2名の、重複しない計3名の連絡先情報をご提出いただきます。 

利益相反管理規定 

推薦者および照会先には、ACCの理事、スタッフ、または寄付者を含めることはできません。すべての申請者は、推薦者および照会先が自らの知る限りACCの理事、スタッフ、または寄付者ではないことを誓約する利害関係に関する確認書に署名していただきます。 

 

推薦状提出期限 

推薦者の方には、申請者が申請書を提出した後に、GoApply上で推薦状をアップロードしていただきます。推薦状の提出期限は、2025年11月26日 午前9時59分(米国東部標準時/EST)(日本標準時間 2025年11月26日 午後11時59分)です。申請書の提出完了後にのみ、推薦者宛に推薦状アップロード先リンクと手順を記載したEメールが送信されます。推薦者の方に十分な準備時間を確保していただけるよう、事前に推薦依頼のご相談を行い、申請はできるだけ早めにご提出いただくことをお勧めします。 
なお、推薦状がアップロードされるまでは、申請は完了と見なされず、審査の対象にもなりませんのでご注意ください。 

 

二ヶ国語申請 

ACC香港、ACC日本、ACC台湾を通じて申請する方は、英語での設問回答に加え、各国・地域の二ヶ国語申請要件をご確認ください。なお、記入・アップロード用の二ヶ国語申請書および、参照用に翻訳された申請資格テストは、2025年10月1日 午前9時59分(米国東部夏時間/EDT)(日本標準時間 2025年10月1日 午後10時59分)よりダウンロード可能となる予定です。 

香港、マカオ、中国(任意)  

ACC香港を通じて申請する香港、マカオ、および中国の市民または永住者の方は、英語での設問回答に加え、任意で中国語で記入した申請書の写しを提出することができます。提出を希望される場合は、以下の二ヶ国語申請書をダウンロードし、記入のうえGoApplyにアップロードしてください。なお、申請書は繁体字中国語で作成されていますが、申請者の希望により簡体字中国語での回答も可能です。 

日本(必須) 

ACC日本を通じて申請する日本国籍または日本の永住者の方は、日本語で記入した申請書と、英語版および日本語版を含む経歴書(レジュメ/CV)PDFの提出が必須です。また、作品資料の説明やキャプションも英語と日本語の両方でご用意ください。提出にあたっては、以下の二ヶ国語申請書をダウンロードし、記入のうえGoApplyにアップロードしてください。 

台湾(必須)

ACC台湾を通じて申請する台湾市民または永住者の方は、繁体字中国語で記入した申請書と、英語版および繁体字中国語版を含む経歴書(レジュメ/CV)PDFの提出が必須です。また、作品資料の説明やキャプションも英語と中国語の両方でご用意ください。提出にあたっては、以下の二ヶ国語申請書をダウンロードし、記入のうえGoApplyにアップロードしてください。 

団体助成

アジアン・カルチュラル・カウンシル(ACC)の団体助成プログラムは、アジアおよび米国に拠点を置く芸術・文化団体が、そのスタッフや関係する個人・コミュニティとともに、深い文化交流を実現するための渡航および活動を行う機会を支援するものです。
ACCの団体助成は、国際的な対話、実践やアイデアの共有、国境を越えた関係構築を促進するさまざまな活動を支援します。団体助成は、他国・地域への渡航を伴う活動、または団体の所在国・地域で参加者を招聘して実施される活動のいずれにも使用することができます。
 

団体助成の特徴 

文化理解と知見の共有 

ACCの団体助成は、特定の国や地域における文化体験や調査の実施、芸術コミュニティや文化資源へのアクセスの拡充、そして現地の専門家との知識交換を目的とした活動に対して支援を行います。こうした支援は、国境を越えた関係構築を促し、団体スタッフや活動参加者のよりグローバルで多角的な視点を育むとともに、将来的な文化交流の可能性に向けた基盤や新たな発想をもたらすことにもつながります。 

個別サポート 

ACCからのサポートは、申請された活動計画をより充実させ、渡航先の芸術コミュニティや文化資源へのアクセスを強化し、文化交流の経験を深めていただくことを目的としています。サポート内容には以下が含まれます: 

  • 団体助成受給者の活動に関する、実務面・内容面でのアドバイスや提案 
  • 団体助成受給者の調査や文化交流の目的に関連するACCアルムナイや他の芸術専門家・機関への紹介 
  • 地域により、現地で開催されるACCのイベントや交流会への招待 

ACCはアジア全域にオフィスやスタッフを有していないため、特定の人脈紹介など、一部のサポートには限りがあることをご了承ください。(ACCはニューヨーク市に本部を置き、香港、日本、フィリピン、台湾にオフィスを構えています。)活動内容面や実務面でのACCのサポートは限定的である可能性を念頭に置き、活動計画を立ててください。申請内容は、ACCからのサポートの有無にかかわらず、実現可能なものである必要があります。 

 

団体の申請資格 

申請を希望する団体は、以下の要件を満たしている必要があります: 

  • 非営利団体、政府系または政府の支援を受けた芸術・文化機関(例:国立美術館、国・地方の劇場など)、または学術機関・高等教育機関であること。 
  • ACCの対象国・地域(一覧はこちら)に法的に登録され、活動拠点を有していること。 
  • 芸術文化分野において、過去5年以上にわたり事業を実施している団体であること。 

 

活動代表者、活動参加者の申請資格 

団体助成の申請には、申請団体が主担当者、活動代表者、および活動参加者をそれぞれ指定することが求められます。 

  • 主担当者は、団体を代表して申請の提出および管理を行うスタッフまたは代表者を指します。 
  • 活動代表者は、活動実施国・地域において助成対象となる活動の実施を取り仕切ります。なお、活動代表者が申請の提出・管理も担う場合、主担当者と同一人物とすることも可能です。 
  • 活動参加者は、活動実施国・地域で当該活動に参加または協力する人物を指します。団体スタッフに限らず、外部の個人も含まれます。 

活動代表者およびすべての活動参加者は、ACCの対象国・地域のうち少なくとも1つの国または地域における国籍または法的永住権を有している必要があります。活動代表者と活動参加者は、同一の国籍または永住資格を有している必要はなく、また、団体が所在する国・地域と同じ国籍または永住資格である必要もありません。例えば、シンガポールに拠点を置く団体で、活動代表者を務めるディレクターがマレーシア国籍であり、活動参加者が東南アジア各国から集まる場合も対象となります。 

 

助成対象となる渡航先 

団体助成は、活動代表者および活動参加者による、ACCの対象国・地域への1か月から最長6か月間の渡航を支援するものです。助成を受けた団体は、活動代表者や活動参加者を他国・地域に派遣して、申請した活動を実施することができます。また、活動参加者を団体の拠点がある国・地域に招聘し、そこで活動を行うことも可能です。 

対象となる渡航先 

以下の国・地域が、助成対象となる渡航先として認められています: 
アフガニスタン、バングラデシュ、ブータン、ブルネイ、カンボジア、中国、東ティモール、香港、インド、インドネシア、日本、韓国、ラオス、マカオ、マレーシア、モンゴル、ミャンマー、ネパール、パキスタン、フィリピン、シンガポール、スリランカ、台湾、タイ、米国、ベトナム 

以下の点にもご留意ください: 

  • 活動代表者および活動参加者が、過去に合計1年以上滞在したことのある国・地域への渡航を申請する場合は、その活動がどのように独自性と意義のある文化交流や現地での深い学びの機会をもたらすのかについて、明確な理由を示す必要があります。 
  • 複数の国・地域への渡航や、短期間の渡航を提案する申請は、採択されにくくなる傾向があります。 
  • ACCは、助成を受けた団体に対してビザの取得を支援することはありません。活動代表者および活動参加者に必要なビザやその他の渡航許可は、団体が自ら手配する必要があります。 

助成渡航時期および最短活動期間 

  • ACCから助成を受けたすべての渡航は、2026年8月1日から2027年12月31日までの助成期間内に行われなければなりません。 
  • 米国への渡航を希望する申請者は、米国に連続して少なくとも30日間滞在する計画を立てる必要があります。 
  • アジアへの渡航、またはアジア域内での渡航を希望する申請者は、アジア内で通算30日以上の滞在を申請する必要があります。 
    • 連続30日以上の渡航が可能なビザを取得できない場合は、通算で30日以上となる複数回の渡航を申請することができます。ただし、それぞれの渡航は連続14日以上でなければならず、各渡航の間隔は14日を超えてはいけません。 
    • 同じ渡航先に対して複数回に分けた短期渡航を申請する場合は、これらの中断があってもいかに活動代表者や活動参加者が現地の文化に十分に触れ、深く関わることができるか説明する必要があります。 
    • 複数の訪問先を巡る旅程の中で、ある一か所に短期間(たとえば3週間)のみ滞在する場合(たとえば「日本で2か月滞在した後に中国で3週間滞在する」など)は、その短期間の訪問がなぜ必要かを説明する必要があります。 
  • 意義ある文化交流、現地に深く根ざした体験、関係構築に十分な時間を確保している申請内容は、採択されやすい傾向にあります。ACCでは、探究や対話、現地の同業者との交流を行うために、まとまった期間(できれば少なくとも2か月)を確保することが、こうした活動の充実に繋がると考えています。また、複数の国・地域を渡航する場合には、それに伴う複雑な旅程や制限などの実務的な課題も十分に考慮してください。 
  • ACCでは、助成を受けた活動の実施期間中に、団体助成受給者、活動代表者、活動参加者が活動を中断したり、渡航先を離れたりすることは、医療上または家族の緊急事態を除き、控えるよう強く求めています。やむを得ずスケジュールの大幅な変更が必要な場合は、渡航開始日の少なくとも60日前までに、ACCの承認を得るための変更申請書を提出する必要があります。 

 

ビザ要件 

ACCは団体助成受給者に対してビザの取得を支援することはありませんが、申請者は以下の点を理解しておく必要があります: 

  • 団体助成を申請する前に、申請者は渡航先のビザ要件やその他の渡航許可について事前に確認しておく必要があります。 
  • 助成が採択された場合に備え、活動代表者および活動参加者が必要なビザや渡航許可を確実に取得できるよう、申請者自身で準備を整えておく必要があります。 

 

助成金額と予算 

ACCは、団体助成として最大50,000米ドルを交付します。助成金額は、申請者が提出した予算案、活動内容、渡航期間、申請全体の内容を審査したうえで決定されます。申請者には、活動計画、渡航費、ビザ取得にかかる費用、海外旅行保険、(必要に応じて)通訳費用、現地での生活費などを踏まえた、妥当かつ現実的な予算案の提出が求められます。なお、申請内容に変更が生じた場合は、助成金額が調整されることがありますのでご留意ください。 

助成対象経費 

申請者は、予算書に助成対象となる経費のみを記載してください。対象となる経費には、以下のような項目が含まれます: 

  • 航空運賃(エコノミークラス席のみ) 
  • 現地および地域内の陸上交通費 
  • 宿泊費 
  • 食費 
  • その他の日常生活費 
  • 必要であれば、ビザ関連の手数料および費用 
  • 必須加入となる海外旅行保険および必要に応じたその他の保険 
    • ACCは団体助成を受けて国際渡航を行うすべての個人(活動代表者および活動参加者)に対し、次の補償内容を満たす海外旅行保険への加入とその証明の提出を求めています:事故や疾病に対する補償額は最低100,000米ドル、本国送還費用は最低25,000米ドル、医療搬送費用は最低50,000米ドルで、免責額は500米ドル未満であることが条件です。なお、予算提出前に保険料の見積もりを取得することを推奨します。 
  • 通訳費用(必要な場合) 
  • 調査、現地での体験、交流の目的に関連する費用や料金 

助成対象外経費 

予算に含めることができない助成対象外経費の例: 

  • ファーストクラス、ビジネスクラスなど、エコノミークラスを超える航空運賃(ただし、医療上の理由により例外が認められる場合があります) 
  • 技術機材、人員(例:映像・写真撮影クルー、ポストプロダクション、編集者など)、出版費用を含む制作関連経費 \
  • 資本調達・設備および機材購入費 
  • 活動代表者および活動参加者として申請内容に含まれない家族やその他の個人を支援するための費用 

団体助成の予算に関する詳細(ACCの予算書テンプレートやアップロード方法など)は、以下の「申請する」項目をご確認ください。 

助成金の支給時期 

ACCは、助成金の交付が決定した団体に対して、助成同意書への署名および活動内容に関する最新情報を記入した「Information Collection Form(情報収集書)」の提出を確認した後、3,000米ドルの前払金を支給します。 

残りの助成金は、団体助成受給者が、渡航開始の約4か月前にACCから送付される「Arrival Preparation Form(渡航準備書)」に必要事項や渡航関連書類を提出した後に支給されます。 

 

FAQよくあるご質問 

私たちの団体では、海外のアーティストを受け入れ、新たな創作活動を支援するレジデンシー事業を運営しています。レジデンシー・プログラムへの支援を目的とした助成を申請できますか? 
いいえ。ACCでは、このようなレジデンシー事業自体を支援するための助成は行っておりません。ただし、レジデンシー事業を実施する団体については、団体や団体スタッフ、または他のコミュニティにとって、文化交流や学び、対話を深めることにつながる活動内容であれば申請を受け付けます。 

ACCはこれまでに公演やワークショップ、芸術祭などに個人が参加するための派遣資金を団体に助成してきましたが、今回も同じような内容で申請できますか? 
いいえ。ACCはトラベルグラントを廃止しており、今後はそういった事業への支援は行いません。 

渡航前後に、申請する活動に関連したイベントや事業を実施する予定があります。申請した渡航時期や渡航先以外で行う活動に対して助成金を申請することはできますか? 
いいえ。ACCは、活動代表者および参加者が申請した渡航先に滞在している期間中に実施される助成対象活動に対してのみ資金援助を行っています。

団体助成への申請方法については、以下の案内をよくお読みください。なお、1回の募集期につき、申請できるのは1種類のフェローシップまたは助成プログラムのみとなりますのでご注意ください。 

 

提出締切日 

申請書の提出期限は、2025年11月19日 午前9時59分(米国東部標準時/EST)(日本標準時間 2025年11月19日 午後11時59分)までです。 

推薦状の提出期限は、2025年11月26日 午前9時59分(米国東部標準時/EST)(日本標準時間 2025年11月26日 午後11時59分)までです。 
推薦状に関する詳細な規定については、以下をご確認ください。 

 

GoApplyについて 

申請は、ACCの申請ポータルサイト GoApply 上で行ってください。以前に申請したことがある方は、同じメールアドレスとパスワードでログインできます。 

2025年10月1日 午前9時59分(米国東部夏時間/EDT)(日本標準時間 2025年10月1日 午後10時59分)から、GoApplyを初めてご利用になる方も既にアカウントをお持ちの方も、こちらをクリックしてログインまたはアカウントの新規作成が可能です。 
GoApplyへのログインまたは登録が完了したら、「Opportunities(募集一覧)」メニューを開き、「2026 Organization Grant Application(2026年度団体助成)」の横にある「apply(申請する)」ボタンをクリックしてください。GoApplyの登録方法は、英語中国語日本語でご案内しています。 

GoApply上での申請受付は、2025年10月1日 午前9時59分(米国東部夏時間/EDT)(日本標準時間 2025年10月1日 午後10時59分)から2025年11月19日 午前9時59分(米国東部標準時/EST)(日本標準時間 2025年11月19日 午後11時59分)までとなりますので、ご注意ください。 

 

申請資格テスト 

申請は、申請資格テストから始まります。このテストでは、ACCの一般募集要項および団体助成の募集要項に基づき、申請資格の有無を判断するための質問に答えていただきます。団体助成への申請資格が確認された方のみが、申請の次のステップへ進むことができます。 

申請資格テストの質問への回答にご不明な点がある場合は、担当するACCオフィスまでお問い合わせください(こちらを参照)。 

 

申請に必要な書類 

申請者は、以下の申請書類を用意していただく必要があります。必須項目にはアスタリスク(*)が付いています。 

  • 団体の連絡先情報 * 
  • 非営利団体証明書類(定款、規約、認定書など)* 
  • 団体のロゴ * 
  • 団体のウェブサイトおよびソーシャルメディアのアカウント 
  • 団体の作品資料(下記参照)* 
  • 団体の年間運営予算の範囲 * 
  • 団体に関して推薦状を提出する推薦者1名の氏名と連絡先情報(下記参照) * 
  • 団体の照会先となる2名の氏名と連絡先情報(下記参照)  * 
  • 主担当者および活動代表者(主担当者と異なる場合)のパスポート/出生に関する情報および連絡先 * 
  • 活動代表者(同一の場合は主担当者)および活動参加者の経歴書(レジュメ/CV)* 
  • 活動参加者全員の氏名および国籍・永住権情報 * 
  • 国・地域により必要とされる場合は、二ヶ国語目の申請回答(下記参照) 
  • 予算書(下記参照)* 

 

作品資料 

団体の活動を最もよく表す作品資料を最大3点までご提出ください。提出できる作品資料には、画像ファイル(JPEGまたはPNG)のほか、画像・映像・音声クリップ、その他申請内容を補完する関連メディアや資料の視聴リンクを記載したPDFファイルが含まれます。(作品資料の例はこちら)作品資料に関する規定は、下記をご確認ください。 

  • 音声および映像資料:最大3点までの音声・映像資料の視聴リンクを記載したPDFファイルを提出できます。各資料の内容は、1点につき3分以内とし、3分を超える資料については、最初の3分間のみが審査対象となります。 
  • 画像資料:PDF、JPEG、PNG形式で画像資料を提出できます。PDFの場合は1作品またはひとつの展覧会につき2ページ以内としてください。複数の画像やキャプションを同じページに記載することは可能ですが、同じ作品または展覧会に関するものでなければなりません。最大で3作品または3つの展覧会の画像資料を提出できます。 
  • 文献・文芸資料: 1作品あたり5ページ以内のPDFファイルを提出できます(文学、美術史、芸術評論など)。 
  • 複数のメディア形式を含む資料: 1作品またはひとつの展覧会につき、画像(最大2ページ)、文章(最大5ページ)、および動画・音声資料(最大3分)の視聴リンクを組み合わせたPDFファイルを提出できます。 

 

推薦状および照会先 

ACCでは、推薦状を提出する推薦者1名と、申請者とその団体、その申請内容に関して、ACCが必要に応じて問い合わせができる照会先2名の、重複しない計3名の連絡先情報をご提出いただきます。 

利益相反管理規定 

推薦者および照会先には、ACCの理事、スタッフ、または寄付者を含めることはできません。すべての申請者は、推薦者および照会先が自らの知る限りACCの理事、スタッフ、または寄付者ではないことを誓約する利害関係に関する確認書に署名していただきます。 

推薦状提出期限 

推薦者の方には、申請者が申請書を提出した後に、GoApply上で推薦状をアップロードしていただきます。推薦状の提出期限は、2025年11月26日 午前9時59分(米国東部標準時/EST)(日本標準時間 2025年11月26日 午後11時59分)です。申請書の提出完了後にのみ、推薦者宛に推薦状アップロード先リンクと手順を記載したEメールが送信されます。推薦者の方に十分な準備時間を確保していただけるよう、事前に推薦依頼のご相談を行い、申請はできるだけ早めにご提出いただくことをお勧めします。 
なお、推薦状がアップロードされるまでは、申請は完了と見なされず、審査の対象にもなりませんのでご注意ください。 

 

予算書のアップロードについて 

申請者は、GoApply申請書の予算項目にて提供されるExcelテンプレートを使用し、団体助成の予算書をアップロードする必要があります。テンプレートには、申請する経費の詳細(費用の内容、数量、米ドルでの見積もり金額、および必要に応じて経費の説明や根拠となるリンクや補足説明など)を入力してください。助成対象経費や対象外経費、その他の予算要件については、団体助成募集要項内の「助成金額および予算について」項目をご参照ください。 

 

二ヶ国語申請 

ACC香港、ACC日本、ACC台湾を通じて申請する方は、英語での設問回答に加え、各国・地域の二ヶ国語申請要件をご確認ください。なお、記入・アップロード用の二ヶ国語申請書および、参照用に翻訳された申請資格テストは、2025年10月1日 午前9時59分(米国東部夏時間/EDT)(日本標準時間 2025年10月1日 午後10時59分)よりダウンロード可能となる予定です。 

香港、マカオ、中国(任意) 

ACC香港を通じて申請する香港、マカオ、および中国の市民または永住者の方は、英語での設問回答に加え、任意で中国語で記入した申請書の写しを提出することができます。提出を希望される場合は、以下の二ヶ国語申請書をダウンロードし、記入のうえGoApplyにアップロードしてください。なお、申請書は繁体字中国語で作成されていますが、申請者の希望により簡体字中国語での回答も可能です。 

日本(必須) 

ACC日本を通じて申請する日本国籍または日本の永住者の方は、日本語で記入した申請書と、英語版および日本語版を含む経歴書(レジュメ/CV)PDFの提出が必須です。また、作品資料の説明やキャプションも英語と日本語の両方でご用意ください。提出にあたっては、以下の二ヶ国語申請書をダウンロードし、記入のうえGoApplyにアップロードしてください。 

台湾(必須) 

ACC台湾を通じて申請する台湾市民または永住者の方は、繁体字中国語で記入した申請書と、英語版および繁体字中国語版を含む経歴書(レジュメ/CV)PDFの提出が必須です。また、作品資料の説明やキャプションも英語と中国語の両方でご用意ください。提出にあたっては、以下の二ヶ国語申請書をダウンロードし、記入のうえGoApplyにアップロードしてください。 

FAQ よくあるご質問(全プログラム共通)

これまで申請者の方々から多く寄せられたご質問について回答をまとめました。 

ACCのフェローシップや助成に申請するにはどうすればよいですか? 
興味のあるプログラムの募集要項を必ずご確認ください。それぞれのプログラムには、応募資格、制限事項、申請方法に関する重要な情報が個別に定められています。内容をご確認いただいた後、ACCの申請ポータルサイトの「GoApply」にアカウントを登録し、申請資格テストに回答してから申請を開始してください。なお、2026年度募集期の申請受付は2025年10月1日に開始し、2025年11月19日に締切となります。GoApplyの詳細は、各プログラムの募集要項内「申請する」項目をご参照ください。 

ACCは「文化交流」をどのように定義していますか? 
文化交流に対して、ひとつの決まった定義があるわけではありません。ACCは、意義のある文化交流とは、異なる文化を持つ人々が長期的な関係の中で、人と人との交流や対話、学び、そして知見の共有を通じて築いていくものだと考えています。文化交流には、好奇心や開かれた心、そして予期せぬ体験を受け入れる姿勢が求められます。実りある文化交流は、自分自身や周囲の世界への理解を深め、新たなアイデアや手法を生み出すとともに、国境を越えたつながりやコミュニティの形成につながる可能性を秘めています。 

フェローシップ終了後、ACCは助成受給者に何を求めていますか? 
ACCの助成受給者には、申請書に記載した調査および文化交流活動を実施し、活動期間終了後30日以内に最終報告書を提出していただきます。報告書には、活動を通じて得た経験や学び、直面した課題、さらにACCのプログラム改善に関するご提案へのご回答を含めていただきます。 

2つの対象国・地域の国籍を持っています。どのACCオフィスが私の申請を審査し、問い合わせに対応しますか? 
申請書には、ご自身の国籍または永住権に基づいて、担当するACCオフィスを選択する項目があります。選択にあたっては、主に居住している国・地域のACCオフィスをお選びください。選択されたオフィスが、申請書の受理および審査を担当します。申請に関するご質問も、該当のACCオフィスまでご連絡ください(こちらを参照)。 

対象国・地域の国籍を持っていますが、現在は対象外の国に住んでいます。助成に申請することはできますか? 
ACCでは、対象国・地域の国籍または永住権を有する方であれば、どなたでも申請の審査対象となります。ただし、申請者がアジアおよび米国以外の地域に主に居住または勤務している場合は、申請書内で、ACCの文化交流の目的をどのように実現していくかを具体的に示していただく必要があります。 

同じ募集期に複数のフェローシップや助成に申請できますか? 
いいえ。1回の募集期につき、申請は1件までとなります。 

ACCから助成を受けた場合、申請した渡航時期を変更することはできますか? 
ACCは、助成受給者に申請時に記載した渡航時期にできるだけ沿って行動していただくことをお願いしています。しかし、やむを得ない重要な事情で日程変更が必要な場合は、出発日の少なくとも60日前までに変更申請を提出することが可能です。なお、以下の点にご注意ください: 

  • 変更申請の審査は、ACCの裁量により行われます。 
  • 渡航期間の短縮は、助成金額の減額につながる場合があります。 
  • 助成同意書に署名した後の変更申請は、原則として2回までとなります。 
  • 渡航開始予定日まで60日を切ってからの変更申請は、医療上または家族の緊急事態を除き、ACCでは受け付けません。 
  • 上記の条件を守られなかった場合、助成の取消しとなることがあります。取消しの場合は、既に受領した助成金を返還していただきます。 

自分の質問がここでは見当たりませんでした。ACCにさらに詳しい情報を問い合わせることはできますか? 
各プログラムの申請資格についてご不明な点がある場合は、以下の国籍または永住権を持つ国・地域に応じた該当のACC担当オフィスまでメールでお問い合わせください。GoApply(ACCの申請ポータルサイト)に関する技術的なご質問は、application@accny.org にお送りください。 

国籍または法的永住権を持つ国・地域  連絡先:
中国、香港、マカオ 

ACC 香港: acc@acc.org.hk  

日本 ACC 日本: application@accjpn.org 
フィリピン  ACC フィリピン: accphilippines@gmail.com 
台湾 

ACC 台湾: application@acctf.org 

その他の対象国・地域(アフガニスタン、バングラデシュ、ブータン、ブルネイ、カンボジア、東ティモール、インド、インドネシア、韓国、ラオス、マレーシア、モンゴル、ミャンマー、ネパール、パキスタン、シンガポール、スリランカ、タイ、米国、ベトナム)  ACC米国本部: application@accny.org 

 

申請または助成の管理

申請または助成の管理

申請手続きをすでに開始または提出した方は、GoApplyのアカウントにログインすることで、作成中または提出済みの申請書にアクセスできます。 

現在ACCの助成を受けている方も、入力が必要な書類や、過去に提出した書類の確認のために、GoApplyアカウントにログインできます。 

GoApplyへのログインに問題がある場合は、application@accny.orgまでご連絡ください。

 

申請に関するACCへのお問い合わせ 

各プログラムの申請資格についてご不明な点がある場合は、以下の国籍または永住権を持つ国・地域に応じた該当のACC担当オフィスまでメールでお問い合わせください。 

国籍または法的永住権を持つ国・地域  連絡先:
中国、香港、マカオ  ACC 香港: acc@acc.org.hk 
日本 ACC 日本: application@accjpn.org 
フィリピン  ACC フィリピン: accphilippines@gmail.com 
台湾  ACC 台湾: application@acctf.org 
その他の対象国・地域(アフガニスタン、バングラデシュ、ブータン、ブルネイ、カンボジア、東ティモール、インド、インドネシア、韓国、ラオス、マレーシア、モンゴル、ミャンマー、ネパール、パキスタン、シンガポール、スリランカ、タイ、米国、ベトナム)  ACC米国本部: application@accny.org