建築、エコロジー、伝統

講演者:ジュサック・コー(建築家/韓国)、アネモネ・ベック・コー(建築家/オランダ)
モデレーター:メアリー・ケイ・ジュディ(ACC 2005、建築保存修復士/米国)
公開日:2022年3月24日

動画は3月24日木曜日に日英両語で公開され、期間限定で配信される予定です。Architalkの更新情報を受け取るには、ACCのInstagramFacebookTwitterをフォローするか、こちらの国際文化会館のニュースレターを購読してください。
 

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ジュサック・コー(ACC 1978) 

ジュサック・コーはエコロジカル・デザインおよび都市計画を専門とする建築家/ランドスケープ・アーティスト。Oikosdesignの創設パートナーでもある。米国ペンシルバニア大学の博士号を取得し、米国、韓国、また現在居住するオランダで教鞭にたち、建築家として活躍してきた。現在、コー氏は、現代の新科学と東洋の美的言語を融合する建築のエコポエティック・パラダイムについて執筆中。氏の学術的論考やデザインは、多くの国際的賞を受賞したOikosの中に浸透している。氏はペンシルバニア大学での学位取得のために1978年にACCフェローシップを受賞。また、ヨーロッパとアジアにおいて記念碑、美術館、都市計画の調査を行うために1979年にも同フェローシップを受賞。


www.oikosdesign.nl  

 

アネモネ・ベック・コー

アネモネ・ベック・コーは、ランドスケープ・アーティストおよび都市デザイナーとしてジュサック・コー氏とともにOikosdesignを創立。三大陸において建築家としてのキャリアを確立してきた。都市ランドスケープの統合的デザインを専門とし、実利的な側面を超えたエコロジーを探究している。氏のランドスケープ・デザインや環境に配慮したアート作品は豊かな美的経験を提供するものとして定評がある。

 


 

メアリー・ケイ・ジュディ(ACC 2002, 2005)

ジュディ氏は現在、建築保存修復士および文化遺産のコンサルタントとして活動する。Mary Kay Judy – Architectural & Cultural Heritage Conservationの代表として、米国、ヨーロッパ、アジアの「国の歴史的建造物およびユネスコ世界遺産」の保存コンサルタントを歴任。手がけたプロジェクトのケーススタディ、文化保存の政治性、新しい文化保存の方向性に現代アーティストがどのように貢献できるのか、などについて国際的に講義を行っている。建築保存学会誌など数々の雑誌や書籍に寄稿。コロンビア大学にて歴史保存についての修士、シンシナティ大学にて建築史の学士をもつ。氏は2002年および2005年にACCフェローとして、インドのアワド地域におけるイスラム教の遺産などの記録を中心に、インドの建築学校にて文化保存についてのセミナーを率いた。

www.marykayjudy.com