前回の展示 栗田紘一郎 / “地水気” に続く第2 弾、“PERCEIVING / 視覚” 展のお知らせです。 自然をモチーフとした写真古典技法による大型プラチナプリント作品20 点を FOTOZUMI Gallery で展示します。「フォトグラファーになってから二つの撮影ポジションについて考えて きました。ひとつは“私自身の心の位置“であり、もう一方は高さとか距離とかの物理的なカメラ 位置、つまり“非心の位置”であります。通常はここでカメラに任せ撮影するのですが、 “PERCEIVING / 視覚” では私の目が認知する心理的なメカニズムをも加え、認知時間と視覚(視 角)空間を写真的に記録し、複数の精密描写の連続でひとつのイメージを構成しています。」

関西学院大学で視覚心理学を学ぶ。卒業後東京で広告写真家として20年ほど活動するが、ヘン
リー D ソローの文学に出会い自然をモチーフとして八ヶ岳で作品を作り始める。1990 年ロック
フェラー財団の助成を得て研修後、NY での活動を開始する。作品は日米欧の美術館企画展、ギ
ャラリー、大学などで展示。昨年のギャラリー島田(神戸)での展示“陰と翳”を機に、30年の
アメリカでの活動を終え神戸に戻る。今では希少となってしまった写真黎明期の数々の古典技法
を有志と共に紹介、伝承していくプロジェクト “The FOTOZUMI” を丹波篠山市で開始。主な作
品収蔵先:Museum Fine Arts, Boston; Princeton Art Museum; Fogg Museum at Harvard; George
Eastman Museum; Museum of Fine Arts, Houston; Los Angeles County Museum of Art;
Minneapolis Institute of Art; Brooklyn Museum of Art; Biblioteque Nationalede France; Maison
Europeanne de la Photographie, Paris; 東京国立近代美術館, 東京富士美術館, 東京工芸大学, 他