黒田さんは、身体の内側と外側にふれる空気を繊細に切り、鋭く、独特なリズムを持つダンサー・振付家で、パフォーマーの身体が目に見える形を越え、存在と記憶を知覚できる振付を探求しています。今回のフェローシップでは、トリシャ・ブラウン・ダンス・カンパニー(TBDC)に焦点を当て、ポストモダンダンスの観点からダンスの持続可能性について研究します。また、ロバート・ラウシェンバーグ生誕100周年記念公演の一環として開催されるTBDCとマース・カニンガム・ダンス・カンパニーのプロジェクトのリハーサルへの参加を通じて、両カンパニーの異なる動きを学び、ダンサーたちがどのように踊り続け、受け継がれてきた振付を未来の世代に伝えていくのかを研究します。
Photo by Eri Chiba

プロフィール 黒田杏菜
ダンサー・振付家。横浜とシドニーを拠点に活動している。2010年サウンドマルチメディアアーティスト、デイビット・カークパトリックとMurasaki Penguinを結成。
2016年トヨタコレオグラフィーアワードファイナリスト。2015年Casula Powerhouse Arts Centre、2019年Blacktown Arts Centreレジデンスアーティスト。
過去にニブロール、オンケンセン、KENTARO!!、田畑真希、室伏鴻、フィリップアダムス、ブルックアンドリュー、ショーネッドヒューズ、木村玲奈、ヘザー・B・スワン、シャーメインシートの作品に出演または創作に携わる。