ヨウ・イシュウ(楊易修)さんが日本で約3ヶ月間のフェローシップを行なっています。
ヨウさんは、音楽の伝統や文化を横断し、異なる音楽表現の融合を探究する作曲家・演奏家です。今回のフェローシップでは、能楽を中心に日本の伝統音楽を集中的に学び、稽古や地域の音楽コミュニティへの参加を通じて、日本の音楽家との交流を行います。また、能楽師や英語能の指導者から伝統的な技法や他言語による創作手法を学び、将来的な中国語による能の創作や台湾・日本間の共同制作につなげます。さらに、長唄三味線の学習や大学での民族音楽学の聴講、研究者やジャズ・ポピュラー音楽の音楽家との交流を通じて、異文化間の音楽創作と研究の可能性を広げることを目指しています。
プロフィール ヨウ・イシュウ(楊易修)
台北を拠点に活動する作曲家・演奏家。クラシック音楽、世界の音楽、台湾の伝統音楽を横断し、映像・舞台作品やコンサートの作曲・編曲を手がける。ダンス作品『Growth』(2023)の音楽でGlobal Music Awardsの3部門にてGold Medalを受賞。VR作品『Sense of Nowhere』(2025)は第82回ヴェネチア国際映画祭のImmersive部門に、『The Missing Emperor』(2025)は第24回台新芸術賞および第37回Golden Melody Awards for Traditional Arts and Music(2026)の最優秀音楽デザイン賞にノミネートされた。さらに、映画『Kung Fu』の音楽が第63回金馬奨(2026)の最優秀オリジナル映画音楽賞にノミネートされ、アルバム『New Panorama of Taiwanese Opera』は第17回Golden Indie Music Awards(2026)で2部門にノミネートされた。ジャワ・ガムランやバリ・ガムラン、日本の能楽・雅楽を学び、台湾の伝統音楽との融合を探究している。日本での活動には、『Tarung Gong』の島根での初演(2025)、鎌倉(2025)と東京(2026)での英語能公演への出演などがある。