"Raising Our Collective Voice for Cultural Exchange - 文化交流のため皆で声を上げる-"

才能溢れるACCアルムナイによるライブパフォーマンスをお楽しみいただきながら、昨夜、ACCと共に文化交流の力を祝し、お集まりいただいた全ての方々に感謝致します。
 
アートの力を通じ国境を越えて人々をつなぐACCのプログラムへの支援のため、ACCの支援者、グランティや関係者の皆様を含むACCのグローバルコミュニティの皆様が集まりました。
 
50年に渡るACCのグランティが、壇上のACCのエグゼクティブ・ディレクターのミホ・ウォルシュに加わり、人々のつながり、文化理解、相互尊重によって育まれた多様で国際的なACCファミリーを体現しました。



▶後列:エリック・ショアー(ACC 2005)、アリス・レイエス(ACC 1969)、峯岸一水(ACC 2009, 2012)、バジル・ツイスト(ACC 2003, 2014)、蔡國強(ACC 1995, 2006)、隈研吾(ACC 1985)、ルビー・シャン(ACC1 1984)、サンミン・チェ(ACC 2018)▶中列:マッジ・レイエス(ACC 2018)、ジョセリーナ・クルーズ(ACC 2018)、磯村暖(ACC 2019)、チェン・ユアン(ACC 2017)、デックス・フェルナンデス(ACC 2014)、ミホ・ウォルシュ(ACCエグゼクティブ・ディレクター)、ジェニファー・ウェンマ(ACC 2006, 2015)▶前列:山本卓卓(ACC 2018)、津田道子(ACC 2018)、スー・ホアンシェン(ACC 2019)、モーガン・ウォン(ACC 2018)、トン・シャンシャン(ACC 2018)、ジョネド・スルヤットゥモコ(ACC 2016, 2018)、ウツァ・ハザリカ(ACC 2017, 2018)

今回のガラでは、慈善家の第一人者であるエリザベス・J・マコーマック氏(ACC名誉理事長)にブランシェット・フッカー・ロックフェラー賞が、また、国際的に著名な建築家である隈研吾氏(ACC 1985)にジョン・D・ロックフェラー三世賞が授与されました。エリザベス・J・マコーマック氏は、ACCの歴史における様々な重要な節目や、初代ACC理事長であるブランシェット・フッカー・ロックフェラーとの長年の友情、そして彼女の日本旅行での忘れられない印象について語りました。96歳のマコーマック氏は、信じ難いほどの優しさを受けた国である日本へいつかまた行くことが彼女の大きな願いであることを述べ、聴衆の拍手に応えました。


受賞者のエリザベス・J・マコーマック氏。ACC終身理事のリチャード・S・ラニエ氏、メアリー・ラニエ氏、ACC理事のジョージー・クルーズ・ナトリ氏、ACC理事のハンス・マイケル・ジェブセン氏、アーネスト・エスカラー氏とともに。

ACCの創設者であるジョン・D・ロックフェラー三世は、母国外での夢中になれる体験は、他の文化をより深く理解できるようになるだけでなく、自分自身について学ぶ機会も得られると信じていました。受賞者の隈研吾氏は、この思いに触れ、コロンビア大学で客員研究者として滞在した1985年のACCフェローシップについて話しました。フェローシップ期間中、隈氏はACCから紹介された建築家やデザイナーに会うことができただけでなく、彼自身の文化をより深く理解することもできたとのことです。



受賞者の隈研吾氏(ACC 1985)。蔡國強氏(ACC 1995, 2006)、ダナ・キャラン氏、磯村暖氏(ACC 2019)とともに。


左から:ACC理事のジャネット・ナサニエル氏、ハンス・マイケル・ジェブセン氏、アーネスト・エスカラー氏、ヴァレリー・ロックフェラー氏、ジュリー・コーン氏、メルセデス・ゾベル氏(Gala Chair)、マイケル・ソバーン氏(名誉理事)、ウェンディー・オニール氏(Gala Chair)、ルビー・シャン氏、ジョナサン・ファントン氏、麻生和子氏、ミッシー・レニー氏、ACCエグゼクティブ・ディレクターのミホ・ウォルシュ氏、ビル・スピアーズ氏(名誉理事)


山下有佳子氏、津田道子氏(ACC 2018)、デイヴィッド・ ロックフェラー・ジュニア氏(ACC理事)、磯村暖氏(ACC 2019)、斯波雅子氏(ACCエンゲージメント&アウトリーチ ディレクター)



スーザン・ロックフェラー氏、ダナ・キャラン氏、メルセデス・ゾベル氏(Gala Chair)


ガラ出演アーティスト:バジル・ツイスト、チェン・ユアン、木村伶香能、デックス・フェルナンデス、ジェニファー・ウェンマ、ギレルモ・アセベド(この写真には写っていません)

デックス・フェルナンデス氏(ACC 2014)によるグラフィティ作品 ”Happy Veins” には、ACCグランティとしての思い出が描かれ、「才能豊かな見知らぬ者同士をつなぎ、クリエイティブなコミュニティを築く」というACCの特徴が伝えられました。

チェン・ユアン氏(ACC 2017)による台湾オペラの演目 ”Happiness for an Extending Family (広がる家族の幸福)” から幕開けし、一晩を通し”コミュニティ”というテーマが響き渡っていました。
 
ジェニファー・ウェンマ氏(ACC 2006、2015)は、音声によって生成されるビジュアルプロジェクションを利用したインタラクティブなパフォーマンスでガラ参加者を導き、参加者の声をチャネリングしながら、アートを通じて集まった個人への影響を伝えました。4世代目の操り人形師、バジル・ツイスト氏(ACC 2004、2014)は、親密なパフォーマンスで聴衆の間を滑らかに縫いながら、ステージから各テーブルへと魅惑的な操り人形を披露しました。

意欲的で明確なビジョンを持ったACCの理事の皆様、素晴らしいグランティーの皆様、寛大な寄付者の皆様、献身的な支援者のコミュニティに心から感謝しています。皆様のお力なしに、「文化交流を通じて国際的な対話、理解、尊重を推進する」というACCのミッションを果たすことはできません。この素晴らしい夜を可能にしてくださった全ての方々に感謝し、また、今後もこの重要な活動を共に続けていけることを楽しみにしています。

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